たるみ治療を検討し始めると、デンシティやオリジオといった似たような名前のRF機器がいくつも出てきて、どれを選べば良いのか分からなくなる方は少なくありません。
結論から言えば、デンシティとオリジオは肌の引き締めの出方、痛みの感じ方、脂肪量、求める変化の種類によって選び方が変わる機器です。

編集部
この記事では、それぞれの仕組みや効果の違い、向いている人について詳しく解説していきます。
目次
大阪・梅田のオリジオならビューティスクリニック
そもそもRFとHIFUは何が違う?

デンシティとオリジオの違いを理解する前に、まずRF(ラジオ波)とHIFU(高密度焦点式超音波)という2つの技術の違いを押さえておく必要があります。
なぜなら、オリジオの一部機種はRFとHIFUを組み合わせた複合機であり、純粋なRF機器であるデンシティとは根本的にアプローチが異なるからです。
RFは面で温めて引き締め+肌質に効く
RF治療は、高周波の電磁波を皮膚に照射することで組織を内側から加熱し、コラーゲンの収縮と再生を促す技術です。

編集部
熱エネルギーが広い範囲に伝わっていくため、面で温めるイメージに近く、真皮層から皮下脂肪層にかけて均一に熱を届けることができます。
この加熱によって即座にコラーゲン線維が収縮し、引き締め効果が現れます。
さらに、熱ダメージを受けた組織が修復される過程で新しいコラーゲンが生成されるため、数週間から数ヶ月かけて徐々に肌質が改善していく効果も期待できます。
真皮全体に働きかけるため、たるみの引き締めだけでなく、肌のハリ感やキメ、毛穴の改善といった美肌効果も同時に得られる点が特徴です。
HIFUは点で深層に届かせる(SMASなど)
一方、HIFU治療は超音波を一点に集中させることで、皮膚表面を傷つけることなく深部の筋膜層(SMAS層)まで熱エネルギーを届ける技術です。
虫眼鏡で太陽光を集めて一点に焦点を合わせるイメージに近く、ピンポイントで高温の熱凝固点を作り出します。
SMAS層は顔の土台となる筋膜で、この層が緩むことがたるみの大きな原因のひとつとされています。
HIFUはこの深い層に直接アプローチできるため、リフトアップ効果が強く出やすいという特徴があります。
ただし、照射は点状であるため、RFのような面での広がりや肌質改善効果は限定的です。
このように、目的が異なる技術であり、どちらが優れているという単純比較はできません。
特に、オリジオKISSはRFとHIFUを組み合わせることで、両方のメリットを取り入れた設計になっています。
この点を理解しておくと、デンシティとオリジオの違いがより明確になります。
デンシティとは?特徴と仕組みを解説!

デンシティは、イスラエルのInMode社が開発したRF治療機器で、正式名称は「Forma I(フォーマアイ)」のDensity(デンシティ)モードを指します。
日本国内では「デンシティ」という名称で広く認知されており、たるみ治療やフェイスライン引き締めの分野で高い評価を得ています。
モノポーラRF+バイポーラRFを同時照射する設計
デンシティの最大の特徴は、モノポーラRFとバイポーラRFという2種類の異なるRFを同時に照射できる点です。
モノポーラRFは電極が1つで、電流が体内を広く深く流れることで皮下脂肪層まで熱を届けることができます。
一方、バイポーラRFは2つの電極間を電流が往復するため、比較的浅い真皮層を集中的に加熱します。
この2つを同時に使うことで、浅い層から深い層まで立体的に熱を加えることができ、コラーゲンの収縮と再生を効率的に促すことが可能になります。
表層の肌質改善と深層の引き締めを同時に狙える設計は、デンシティの大きな強みと言えるでしょう。
リアルタイムインピーダンスチェックで出力を合わせる考え方
デンシティにはリアルタイムインピーダンスチェック機能が搭載されています。

編集部
インピーダンスとは電気抵抗のことで、皮膚の厚みや水分量、脂肪の状態によって抵抗値は変化します。
デンシティは照射中にこの抵抗値を常時モニタリングし、部位ごとの組織状態に合わせて自動的に出力を調整します。
この機能により、頬や額のように皮膚が薄い部位でも、顎下や首のように脂肪が多い部位でも、それぞれに最適なエネルギー量で照射することができます。
過剰な熱ダメージや効果不足を防ぎ、安全性と効果のバランスを保つための重要な技術です。
冷却・温度管理で痛みや熱傷リスクを抑える方向性
RF治療では皮膚を内側から加熱するため、表面の熱傷や過度な痛みが懸念されます。
デンシティは照射中にハンドピースの先端が冷却される仕組みになっており、表皮を保護しながら真皮層以下を効率的に加熱できるよう設計されています。
また、温度センサーによるリアルタイム温度管理も行われており、設定温度を超えないように制御されています。
この冷却と温度管理の仕組みによって、痛みを抑えながらも十分な熱量を届けることが可能になり、麻酔なしでも受けられる場合が多いとされています。
ただし、痛みの感じ方には個人差があり、部位によっては熱感や刺激を感じることもあります。
オリジオとは?XとKISSで違いが出るので注意

オリジオは韓国のJeisys Medical社が開発した美容医療機器で、日本国内では複数のバージョンが導入されています。
特に注意が必要なのは、「オリジオX」と「オリジオKISS」では技術的な仕組みが大きく異なる点です。
検索で「オリジオ」と調べると両方の情報が混在して出てくるため、どちらのバージョンについて書かれているのかを確認しながら情報を読み解く必要があります。
オリジオX|RF機器としての特徴
オリジオXは、マイクロニードルRFという技術を採用したRF治療機です。
極細の針を皮膚に刺入し、その針先からRFを照射することで、真皮層に直接熱エネルギーを届けます。
表皮を通過せずに真皮に熱を加えられるため、表面のダメージを最小限に抑えながら深部を加熱できる点が特徴です。
オリジオXには複数の照射モードがあり、加熱の深さや強さを調整することができます。
特に、毛穴の引き締めやニキビ跡、肌質改善といった目的で使用されることが多く、たるみ治療だけでなく美肌治療としても幅広く活用されています。
針を使う分、ダウンタイムは数日程度の赤みや点状の内出血が出る場合がありますが、比較的軽度とされています。
オリジオKISS|RF+HIFUの複合
オリジオKISSは、RFとHIFUを1台に統合した複合型の治療機器です。
RFによる真皮層へのアプローチと、HIFUによる筋膜層(SMAS)へのアプローチを組み合わせることで、浅い層から深い層まで立体的にたるみを改善する設計になっています。
RFで肌全体を引き締めつつ、HIFUで土台となる筋膜層をリフトアップするという二段構えの治療が可能であり、単独の機器では届きにくい複数の層に同時にアプローチできる点が大きな魅力です。
特に、たるみの程度が強い方や、より強力なリフトアップ効果を求める方に適しているとされています。
このように、オリジオXとオリジオKISSは名称は似ていますが、治療の仕組みや得意とする悩みが異なります。

編集部
クリニックでカウンセリングを受ける際には、どちらのバージョンを使用するのかを必ず確認するようにしましょう。
デンシティとオリジオの違いをチェック【比較】

ここからは、デンシティとオリジオの違いを具体的に比較していきます。
特に、オリジオについてはオリジオX(マイクロニードルRF)とオリジオKISS(RF+HIFU複合)の両方を視野に入れながら整理します。
表と補足説明を通じて、あなたの悩みや条件に合った選択ができるようサポートします。
比較表
以下の表は、デンシティ、オリジオX、オリジオKISSの主な違いをまとめたものです。
| 項目 | デンシティ | オリジオX | オリジオKISS |
|---|---|---|---|
| 方式 | モノポーラ+バイポーラRF | マイクロニードルRF | RF+HIFU複合 |
| 届く層 | 真皮〜皮下脂肪 | 真皮層 (針の深さ調整可) | 真皮〜SMAS筋膜層 |
| 得意な悩み | フェイスライン引き締め、肌質改善 | 毛穴、ニキビ跡、肌質改善 | 強いたるみ、輪郭リフトアップ |
| 痛みの傾向 | 熱感、骨上でやや強い刺激 | 針の刺入感、熱感 | HIFU部分で骨上の鋭い痛み |
| ダウンタイム | 赤み軽度、当日〜翌日 | 赤み・点状出血2〜3日 | 筋肉痛感、軽度腫れ数日 |
| 施術時間目安 | 30〜60分 | 30〜60分 | 60〜90分 |
| 推奨間隔・回数 | 2〜4週間ごと、3〜5回 | 1〜3ヶ月ごと、3〜5回 | 3〜6ヶ月ごと、1〜3回 |
効果の違い
デンシティは、モノポーラとバイポーラのRFを組み合わせることで、真皮から皮下脂肪まで広範囲に熱を届けます。
そのため、フェイスライン全体のもたつきや頬のたるみ、口元のぼやけた輪郭といった広い範囲の引き締めに向いています。
また、真皮層のコラーゲン再生を促すため、肌のハリ感や毛穴の引き締まり、キメの改善といった美肌効果も同時に期待できます。
施術直後から軽度の引き締まりを感じる方もいますが、本格的な効果が現れるのは施術後2週間から1ヶ月程度とされています。
コラーゲンの再構築が進むことで、徐々に肌が内側から持ち上がるような変化が現れ、3ヶ月程度でピークを迎えることが多いです。
オリジオXは、マイクロニードルで真皮層に直接RFを届けるため、肌表面のキメや毛穴、色ムラ、ニキビ跡といった肌質の悩みに効果を発揮しやすい傾向があります。
たるみ治療としても使われますが、どちらかというと肌質改善を目的とした施術に適しています。
オリジオKISSは、RFとHIFUを組み合わせることで、真皮層の引き締めと筋膜層のリフトアップを同時に行います。
そのため、頬のたるみが深く、ほうれい線やマリオネットラインがはっきり出ている方、フェイスラインが大きく崩れている方など、たるみの程度が強い場合に向いています。
HIFU部分が深層に作用するため、即時的なリフトアップ感と、数ヶ月かけて現れる持続的な引き締め効果の両方が期待できます。
痛みの違い
痛みの感じ方は施術を受ける上で重要な判断材料のひとつです。
デンシティは冷却機能がついているため、比較的痛みが少ないとされていますが、骨に近い部位(こめかみ、顎骨周辺など)ではじんわりとした熱感や、やや強い刺激を感じることがあります。
多くの場合は麻酔なしでも受けられる程度とされていますが、痛みに敏感な方や出力を高めに設定する場合は、表面麻酔を使用することもあります。
オリジオXは針を刺す施術であるため、針の刺入時にチクチクとした痛みがあります。
また、針先からRFが照射される際に熱を感じることもあります。
クリニックによっては表面麻酔やクリーム麻酔を使用して痛みを軽減する対策が取られています。
針を使う分、痛みの質はデンシティとは異なり、点状の刺激として感じる方が多いようです。
オリジオKISSは、RF部分の痛みは比較的軽度ですが、HIFUを照射する際に骨の上を通過する部分では鋭い痛みを感じることがあります。
HIFUは超音波を一点に集中させるため、骨に響くような独特の痛みが出やすく、特に顎のライン、頬骨、額の生え際などで痛みを訴える方が多いです。
クリニックによっては出力を調整したり、痛みが強い部位を避けたり、麻酔を併用したりして対応します。

編集部
痛みの感じ方には個人差が大きいため、カウンセリング時にテスト照射を受けたり、痛みに対する不安を正直に伝えたりすることが大切です。
頬こけが不安な人はどっち?
頬こけは、RF治療やHIFU治療でよく心配される副作用のひとつです。
特に、もともと脂肪が少なくて頬がこけやすい顔立ちの方や、痩せ型の方は注意が必要です。

編集部
結論から言えば、デンシティもオリジオも、適切に使用すれば頬こけのリスクは低いとされています。
ただし、脂肪が少ない方に対して高出力で繰り返し照射したり、頬の中央部分に過度に照射したりすると、脂肪が減少して頬がこけて見える可能性があります。
脂肪が多めの方は、デンシティやオリジオKISSのようにしっかりと深部まで熱を届ける機器が向いています。
脂肪層にもアプローチすることで、もたつきを引き締めつつリフトアップ効果を得ることができます。
一方、脂肪が少なめの方や骨格が目立ちやすい方は、施術前のカウンセリングで顔の脂肪量や骨格を医師にしっかり評価してもらい、照射する部位や出力、回数を慎重に設計してもらう必要があります。
頬の中央部分を避けて、フェイスラインや顎下を中心に照射するといった工夫が取られることもあります。
機器の名前だけで判断するのではなく、医師の技術力や施術設計の丁寧さが頬こけを防ぐ上で最も重要なポイントです。
ダウンタイムと副作用
デンシティのダウンタイムは比較的軽度で、施術直後に軽い赤みやほてり感が出る程度です。
多くの場合、数時間から翌日には落ち着き、メイクも当日から可能とされています。
まれに、照射部位に軽度の腫れや熱感が数日続くことがありますが、日常生活に大きな支障が出ることは少ないです。
オリジオXは針を使うため、施術後に点状の赤みや内出血が出ることがあります。
通常は2〜3日程度で自然に消えていきますが、メイクでカバーできる程度とされています。
針の深さや出力によっては、数日間軽いヒリヒリ感が残ることもあります。
オリジオKISSは、HIFU照射によって筋肉痛のような重だるさを感じることがあります。
特に顎や頬に照射した場合、数日間は噛むときや表情を動かすときに違和感を覚える方もいます。
また、照射直後に軽度の腫れや赤みが出ることもありますが、通常は数日で治まります。
副作用としては、稀に熱傷、水疱、色素沈着、神経症状(しびれ、感覚鈍麻)などが報告されています。
これらは出力設定のミスや、照射技術の未熟さ、個人の体質などが原因で起こることがあります。

編集部
施術後に異常な痛みや腫れ、水ぶくれ、感覚の異常などが現れた場合は、すぐにクリニックに連絡して診察を受けるようにしてください。
また、以下のような方は施術を受けられない場合があります。
- 妊娠中・授乳中の方
- ペースメーカーや埋め込み型除細動器を使用している方
- 施術部位に金属プレートや金の糸が入っている方
- 重度の皮膚疾患や感染症がある方など
禁忌事項はクリニックによって基準が異なるため、必ずカウンセリング時に確認してください。
悩み別おすすめ|あなたはデンシティ?オリジオ?

ここまでの内容を踏まえて、具体的な悩み別にどちらの機器が向いているかを整理します。
自分の悩みや状態に当てはまるものを参考にしてみてください。
輪郭がぼやけるたるみ主体なら
フェイスラインがもたついて輪郭がはっきりしない、顎下のたるみが気になる、横顔のラインがぼやけてきたといった悩みがメインの場合は、デンシティが向いている可能性が高いです。
広い範囲に均一に熱を届けることができるため、顔全体の引き締め感を得やすく、ダウンタイムも少ないため初めてのRF治療にも適しています。
また、たるみの程度が強く、よりしっかりとしたリフトアップ効果を求める場合は、オリジオKISSのようにHIFUとRFを組み合わせた機器を検討する価値があります。
深層の筋膜層にもアプローチできるため、土台から引き上げる効果が期待できます。
肌のハリ・毛穴・質感も同時に上げたいなら
たるみだけでなく、肌のキメや毛穴の開き、ハリ不足といった肌質の悩みも同時に改善したい場合は、デンシティやオリジオXが適しています。
特にデンシティは真皮層全体に熱を加えることでコラーゲン再生を促すため、肌質改善効果が高いとされています。
オリジオXは、マイクロニードルで真皮に直接RFを届けるため、毛穴の引き締めやニキビ跡の改善に優れた効果を発揮します。
たるみよりも肌質を重視する方には、オリジオXが向いている場合もあります。
痛みが苦手・ダウンタイムを避けたいなら
痛みに敏感な方や、施術後すぐに人前に出る予定がある方、ダウンタイムを最小限に抑えたい方には、デンシティが最も適していると言えます。
冷却機能によって痛みが抑えられており、赤みや腫れも軽度で済むことが多いため、仕事や予定に影響を与えにくいです。
オリジオKISSはHIFU部分で痛みが強く出やすいため、痛みが苦手な方にはハードルが高い場合があります。
オリジオXも針を使う分、痛みやダウンタイムがやや長めになる傾向があります。
脂肪が厚めか薄めか(顔タイプ別の考え方)
顔の脂肪量は、機器選びにおいて非常に重要な要素です。
脂肪が厚めで、顔全体がふっくらしている方や、二重顎が目立つ方は、デンシティやオリジオKISSのように深部までしっかり熱を届ける機器が効果を発揮しやすいです。
脂肪層にもアプローチすることで、もたつきを引き締めてすっきりとした印象を作ることができます。
一方、脂肪が薄めで骨格がはっきりしている方、痩せ型で頬がこけやすい方は、高出力での照射や頬中央への照射を避け、フェイスラインや顎下を中心に施術を組み立てる必要があります。
この場合、医師が照射範囲や出力を慎重に調整できるクリニックを選ぶことが重要です。

編集部
機器の性能だけでなく、あなたの顔タイプに合わせた施術設計ができる医師の技術力が、満足度を左右します。
クリニック選びのコツ

RF治療の効果や安全性は、機器の性能だけでなく、施術を行う医師の技術力やクリニックの体制に大きく左右されます。
ここでは、クリニックを選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。
症例の見方
クリニックのウェブサイトやSNSで公開されている症例写真は、効果を判断するための重要な情報源です。
ただし、写真の撮影角度、照明、加工の有無、施術後の経過期間などによって、見え方が大きく変わることを理解しておく必要があります。
同じ角度、同じ照明条件で撮影された施術前後の写真を比較し、自然な変化が見られるかどうかを確認しましょう。
医師の照射設計
RF治療は、どこに、どれくらいの出力で、何ショット照射するかという設計が非常に重要です。
同じ機器を使っていても、医師の技術や経験によって結果が大きく変わります。
カウンセリングで、あなたの顔の脂肪量、皮膚の厚み、たるみの程度を丁寧に診察し、照射する部位と避ける部位を明確に説明してくれる医師は信頼できます。
逆に、一律の施術を提案するクリニックは注意が必要です。
カウンセリングで聞くべき質問を用意
カウンセリングでは、以下のような質問を準備しておくと、クリニックの対応や方針を見極める手助けになります。
- この機器を選んだ理由は何ですか?
- 私の顔の状態に対して、どの部位にどのように照射しますか?
- 頬こけのリスクはありますか?対策方法はありますか?
- 施術後に万が一トラブルが起きた場合、どのように対応してもらえますか?
- 他の施術との併用は可能ですか?推奨の順番はありますか?
これらの質問に対して、丁寧で具体的な回答が得られるかどうかが、クリニック選びの重要な判断材料になります。
併用するとどうなる?

デンシティやオリジオは、他の施術と組み合わせることでさらに効果を高めることができる場合があります。
ここでは、HIFUやボトックス、糸リフト、スキンケア施術との併用について解説します。
RF×HIFUは目的が違うので併用設計が組みやすい
RFとHIFUは作用する層が異なるため、併用することで相乗効果を得やすいとされています。
RFは真皮層から皮下脂肪層にかけて広く熱を届けて引き締めを行い、HIFUは筋膜層(SMAS)に焦点を当ててリフトアップを促します。
たとえば、デンシティで全体的な引き締めを行った後に、別のHIFU機器で深層リフトアップを追加するといった組み合わせが可能です。
同日可否・間隔の考え方
併用の可否や施術の間隔は、機器の種類や照射部位、個人の肌状態によって異なります。
一般的には、RFとHIFUは同日に施術できる場合もありますが、熱ダメージが重なることで腫れや赤みが強く出るリスクもあるため、医師の判断が必要です。
ボトックスは表情筋に作用するため、RFやHIFUとは作用機序が異なります。
そのため、併用は可能とされていますが、施術の順番や間隔についてはクリニックごとに推奨が異なります。
一般的には、ボトックスを先に打ってから2週間程度空けてRF/HIFUを行う、またはRF/HIFUの後にボトックスを追加する、といった流れが多いようです。
糸リフトとの併用も可能ですが、糸を挿入した直後は組織が安定していないため、通常は1〜3ヶ月程度の間隔を空けることが推奨されます。
逆に、先にRF/HIFUで土台を整えてから糸リフトを行う方法もあります。

編集部
いずれにしても、併用を検討する際は、事前に医師に相談し、施術計画をしっかり立てることが大切です。
施術の流れ

実際にデンシティやオリジオを受ける際の流れを、カウンセリングから施術後までの段階ごとに解説します。
クリニックによって細かい手順は異なりますが、基本的な流れは共通しています。
当日の流れ
洗顔→撮影→麻酔→照射→冷却
施術当日は、まずクリニックで受付を済ませた後、洗顔を行ってメイクや汚れを落とします。清潔な状態で施術を受けることで、効果を最大化し、感染リスクを下げることができます。
その後、施術前の状態を記録するために顔の写真撮影を行います。施術後の変化を客観的に比較するために重要なステップです。
痛みが心配な場合や、出力を高めに設定する場合は、表面麻酔やクリーム麻酔を塗布して30分程度待ちます。麻酔を使わない場合はそのまま照射に進みます。
照射中は、ハンドピースを肌に当てながら少しずつ動かしていきます。デンシティの場合は熱感を感じる程度、オリジオXは針の刺入感とともに熱が伝わり、オリジオKISSはRF部分とHIFU部分で異なる感覚があります。
施術時間は範囲や機器によりますが、30分から90分程度が目安です。
照射が終わったら、冷却ジェルやクーリングマスクで肌を落ち着かせ、必要に応じて保湿や鎮静ケアを行います。
当日からメイクが可能な場合が多いですが、クリニックの指示に従ってください。
当日の注意点
施術当日は、激しい運動や長時間の入浴、サウナ、飲酒など、血行を促進する行動は避けるよう指導されることが一般的です。
熱が加わった組織が炎症を起こしやすくなるため、安静にして肌を休ませることが大切です。
また、施術部位を強くこすったり、マッサージしたりすることも避けましょう。
刺激によって赤みや腫れが悪化する可能性があります。
保湿と紫外線対策はしっかり行い、肌を保護してください。
効果のピークと持続の目安
デンシティやオリジオの効果は、施術直後から軽度の引き締まりを感じることもありますが、本格的な変化が現れるのは2週間から1ヶ月後が多いです。
コラーゲンの再生が進むことで、肌が徐々に内側から持ち上がり、ハリや弾力が増していきます。
効果のピークは施術後2〜3ヶ月頃とされ、その後も数ヶ月間は効果が持続します。
持続期間は個人差がありますが、一般的には半年から1年程度と言われています。
効果を維持するためには、定期的なメンテナンス施術が推奨されます。
料金相場の見方|安さで選ぶと失敗しやすいポイント

RF治療の料金は、クリニックや機器、照射範囲によって大きく異なります。
料金の安さだけで選ぶと、期待した効果が得られなかったり、追加費用が発生したりすることもあるため、注意が必要です。
価格が変わる要素
料金が変わる主な要素として、まず照射するショット数や使用するチップの種類があります。
デンシティやオリジオは、照射範囲や部位に応じてショット数が変わり、それに応じて料金が設定されます。
また、施術を行うのが医師か看護師かによっても料金が異なる場合があります。
医師が直接施術する場合は技術料が上乗せされることが多いですが、その分、細やかな調整や安全管理が期待できます。
麻酔の有無、アフターケアの内容、初診料や再診料、施術前後の写真撮影費用なども、クリニックによって料金体系が異なります。

編集部
一見安く見える料金設定でも、これらが別料金になっている場合は、最終的な支払い額が高くなることもあります。
見積もりで確認したいチェックリスト
カウンセリングで見積もりを受ける際には、以下の点を必ず確認しましょう。
- 照射範囲とショット数は明確か
- 麻酔費用は含まれているか
- 再診料や薬代は別途かかるか
- 施術後のトラブル対応や保証はあるか
- 施術前後の写真撮影は無料か
- 追加照射や出力調整に追加費用がかかるか
これらを事前に確認しておくことで、後から予想外の出費が発生するリスクを減らすことができます。
よくある質問(FAQ)

ここでは、デンシティとオリジオに関してよく寄せられる質問をまとめました。
Q
何回で効果が分かる?
A
個人差がありますが、1回目の施術後2週間から1ヶ月で変化を感じる方が多いです。
ただし、たるみの程度や肌質によっては、3回程度の施術を重ねることで満足のいく効果が得られることもあります。
Q
どれくらい持つ?
A
効果の持続期間は半年から1年程度とされています。
定期的なメンテナンス施術を行うことで、効果を長く保つことができます。
Q
施術直後に会食できる?
A
デンシティの場合は赤みが軽度で済むことが多いため、メイクをすれば会食も可能な場合が多いです。
ただし、オリジオKISSのようにHIFUを使う場合は、筋肉痛感や腫れが出ることがあるため、予定を考慮して施術日を調整することをおすすめします。
Q
赤みは何日?
A
デンシティは数時間から翌日で落ち着くことが多いです。
オリジオXは2〜3日、オリジオKISSは数日から1週間程度、軽度の赤みや腫れが残ることがあります。
Q
片側だけ当てるのは可能?
A
技術的には可能ですが、左右のバランスが崩れる可能性があるため、通常は両側への照射が推奨されます。
まとめ

デンシティとオリジオは、それぞれ異なる仕組みと得意分野を持つRF治療機器です。
デンシティは広範囲に均一に熱を届け、たるみの引き締めと肌質改善を同時に狙える点が魅力で、痛みやダウンタイムが少ないため初めての方にも適しています。
一方、オリジオはバージョンによって大きく異なり、オリジオXは肌質改善に強く、オリジオKISSはRFとHIFUを組み合わせることで深層までアプローチし、強いたるみに対応できます。
どちらを選ぶべきかは、脂肪量、皮膚の厚み、狙う変化の種類、痛みへの耐性といった条件によって変わります。
機器の名前だけで判断せず、医師が顔の状態を丁寧に評価し、適切な照射設計を提案してくれるクリニックを選ぶことが、満足のいく結果を得る近道です。

編集部
この記事で解説した比較表や悩み別の選び方を参考に、あなたに最適な治療法を見つけてください。




