近年、ニキビ跡治療として注目を集めているトライフィルプロですが、インターネット上では「効果ない」という声も散見されます。
高額な美容医療を検討する際に、このような情報を目にすると不安になってしまうのは当然のことでしょう。
しかし、「効果ない」という評価の多くは、実は施術への理解不足や期待値のずれが原因であることがほとんどです。

編集部
今回は、トライフィルプロが「効果ない」と言われる理由を分析し、高い効果を得るための方法をご紹介します。
目次
トライフィルプロとは

トライフィルプロは、韓国のMCURE社が開発した最新のニキビ跡治療機器で、韓国食品医薬品安全省(MFDS)の認証を受けています。
従来のサブシジョンや注射治療とは異なり、「炭酸ガスによるマイクロサブシジョン」と「薬剤注入」を同時に行える革新的な治療法です。
この施術の仕組みは3段階に分かれています。
まず、高圧の医療用CO₂ガスを皮膚内に注入し、ニキビ跡の原因となる癒着組織を精密に切り離します。
次に、作られた空間に各種薬剤を注入し、最後に再度炭酸ガスを注入して薬剤を均一に分散させます。
炭酸ガス自体には「ボーア効果」という生理作用があり、患部の酸素供給を高めてコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
さらに血管新生も促進されるため、肌の赤みや色素沈着の改善にも効果が期待できるのです。
トライフィルプロが効果ないと言われる3つの理由

インターネット上でよく見かける「トライフィルプロは効果ない」という声。
しかし、これらの多くは施術に対する誤解や認識不足が原因となっています。
ここでは、効果を感じられなかった方に共通する3つのパターンを詳しく分析し、なぜそのような結果になったのかを解説します。
即効性が低い
トライフィルプロに対する「効果ない」という評価で最も多いのが、即効性への期待値のずれです。
美容医療の中には施術直後から劇的な変化を実感できる治療もあるため、同様の即効性を期待してしまう方が少なくありません。
しかし、トライフィルプロは肌の深層部にある組織を再構築し、コラーゲンの自然な生成を促すことで徐々に改善を図る治療です。
一般的には施術後1ヶ月から徐々に変化が現れ始め、3ヶ月目以降に明確な効果を実感できるケースが多いとされています。
この治療メカニズムを理解せずに「1回で劇的に変わると思ったのに効果がない」と判断してしまうのは早計です。

編集部
皮膚の再生には時間が必要であり、焦らずに経過を観察することが大切なのです。
症状のミスマッチによるもの
トライフィルプロは特にクレーター状のニキビ跡や深い陥没、毛穴の開きに効果的な治療ですが、すべての肌悩みに万能ではありません。
適応外の症状に対して施術を受けた場合、当然ながら期待した効果は得られません。
たとえば、表面的な色素沈着や赤みタイプのニキビ跡、毛穴詰まりや黒ずみといった悩みには、トライフィルプロよりもピーリングやレーザー治療の方が適している場合があります。
また、非常に浅いニキビ跡に対しては、ダーマペンなどの方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。
このような症状のミスマッチが生じる背景には、事前のカウンセリング不足や、患者側の症状の自己判断があります。

編集部
専門医による適切な診断なしに治療を決定してしまうと、「期待していた効果が得られなかった」という結果になってしまうのです。
肌質に合わせた適切な回数やショット数で受けなかった
トライフィルプロの効果を最大化するためには、個人の肌質や症状の程度に応じた適切な治療計画が不可欠です。
しかし、コスト面を重視して推奨回数より少ない回数で治療を終了したり、適切なショット数を下回る治療を受けたりすると、十分な効果が得られません。
一般的には1ヶ月に1回のペースで3〜5回の治療が推奨されており、重度のクレーターの場合はさらに多くの回数が必要になることもあります。
また、治療範囲に対して適切なショット数を確保しないと、薬剤の分散が不十分になり、効果にムラが生じる可能性もあります。
「安いクリニックで少ない回数だけ受けたが効果がなかった」というケースでは、そもそも効果を実感するのに必要な治療が完了していない可能性が高いのです。

編集部
治療計画は医師とよく相談し、適切な回数とショット数で受けることが重要になります。
トライフィルプロで期待できる効果

トライフィルプロが本領を発揮するのは、どのような症状に対してなのでしょうか。

編集部
ここでは、この治療法が最も効果的とされる適応症状について詳しく解説します。
また、なぜこれらの症状に効果的なのか、そのメカニズムについても併せてご紹介します。
トライフィルプロの対象となる症状
トライフィルプロが最も効果を発揮するのは、皮膚内部の構造的な問題が原因となっている症状です。
- クレーター状ニキビ跡
・アイスピック型
・ローリング型
・ボックスカー型
アイスピック型のニキビ跡は、小さく深い陥没が特徴で、皮膚の深層まで瘢痕組織が形成されています。
ローリング型は波打つような凹凸があり、皮膚の癒着によって表面が引っ張られている状態です。
ボックスカー型は四角く凹んだ形が特徴で、垂直に落ち込んだ側壁を持っています。
これらの症状に対して、トライフィルプロは炭酸ガスによるサブシジョン効果で癒着組織を切り離し、薬剤注入によってコラーゲン生成を促進することで、根本的な改善を図ります。
従来の治療法では対処が困難だった深いクレーターにも対応できるのが大きな特徴です。
また、深い毛穴の開き(たるみ毛穴)、ほうれい線などの表情ジワ、首のシワ、陥没した傷跡などにも効果が期待できます。
トライフィルプロの効果が出る頻度は何回?

トライフィルプロの効果を実感するタイミングは、個人の肌質や症状の程度によって異なりますが、一般的には1ヶ月に1回のペースで3回目以降に明確な変化を感じる方が多いとされています。
1回の治療でも肌のハリや質感の改善を実感する方はいますが、クレーターの改善など構造的な変化を求める場合は、やはり複数回の治療が必要になります。
多くのクリニックでは4〜5回の治療を1クールとして推奨しており、重度の症状の場合は5〜10回程度の治療が必要になることもあります。
治療間隔についても重要で、あまり短すぎると肌への負担が大きくなり、逆に長すぎると継続的な改善効果が期待できません。
1ヶ月〜1ヶ月半に1回というペースが、肌の再生サイクルを考慮した最適な間隔とされています。
効果の持続性について言えば、コラーゲンの生成が促進されることで得られる改善は比較的長期間持続します。
薬剤にもよりますが、ジュベルックなどのポリ乳酸製剤を使用した場合、効果は約1〜2年程度持続することが期待されています。
トライフィルプロの副作用や痛み・ダウンタイム

トライフィルプロは針を使って炭酸ガスと薬剤を注入するため、完全に無痛というわけではありません。
多くの方は「ダーマペンよりは痛くないが、ズーンと響く感覚がある」と表現しており、我慢できる範囲の痛みとされています。

編集部
施術後のダウンタイムは約3〜7日程度で、主な症状として赤み、腫れ、内出血が挙げられます。
炭酸ガスの影響で施術直後は肌がふくらんだように見えることがありますが、これは正常な反応で、通常24時間以内に落ち着きます。
内出血については個人差が大きく、全く出ない方もいれば1〜2週間程度続く方もいます。
メイクでカバーできる程度のものがほとんどですが、大切な予定がある場合は施術タイミングを調整することをおすすめします。
その他の副作用として、稀に皮下気腫(肌を触るとプチプチした感触)、硬結(しこり)、感染などが報告されていますが、適切なアフターケアを行うことで予防できるものがほとんどです。
痛みの対策方法
トライフィルプロの痛みを軽減するためには、適切な麻酔の使用が効果的です。
多くのクリニックでは表面麻酔(麻酔クリーム)を標準で使用しており、痛みに敏感な方には笑気麻酔やブロック麻酔を追加することも可能です。
施術前の準備も重要で、十分な睡眠を取り、体調を整えておくことで痛みを感じにくくなります。
また、生理前後は痛みを感じやすいため、可能であれば施術時期を調整することも検討してみてください。
施術中は深呼吸を心がけ、力を抜くことで痛みを軽減できます。
緊張すると筋肉が硬くなり、より痛みを感じやすくなるため、リラックスすることが大切です。

編集部
施術者との会話も緊張をほぐすのに効果的でしょう。
トライフィルプロの費用相場

トライフィルプロの料金は、施術範囲やショット数、使用する薬剤によって大きく変わりますが、全顔1回あたり約7〜15万円が相場となっています。
東京都内の平均的な料金は約77,400円とされていますが、クリニックによって価格設定に大きな差があります。
料金体系はショット数で設定されることが多く、100ショットで約3〜7万円、200ショットで約5〜12万円程度が一般的です。
安価なクリニックでは看護師が施術を行う場合もありますが、医師施術と比べて技術的な精度に差が出る可能性があります。
一方で、医師施術の場合は料金が高くなりますが、より安全で効果的な治療が期待できるでしょう。
コース料金を設定しているクリニックも多く、3回コースで20〜30万円、5回コースで30〜50万円程度が相場です。
単発で受けるよりも割安になることが多いため、継続治療を検討している場合はコース契約も選択肢の一つです。
トライフィルプロがおすすめの人と向かない人

- 深いクレーター状のニキビ跡に長年悩んでいる人
- ダーマペンやポテンツァなど他の治療法で満足できる効果が得られなかった人
- 広範囲にニキビ跡があり、一度の施術で効率的にアプローチしたい人
- 年齢を重ねてニキビ跡以外にも毛穴の開きや小じわなどの複合的な肌悩みがある人
トライフィルプロがおすすめなのは、まず深いクレーター状のニキビ跡に長年悩んでいる方です。
特に他の治療法(ダーマペン、ポテンツァ、フラクショナルレーザーなど)で満足できる効果が得られなかった方には、新たな選択肢として検討する価値があります。
また、広範囲にニキビ跡があり、一度の施術で効率的にアプローチしたい方にも適しています。

編集部
従来の治療では部分的な改善しか期待できなかった症状でも、トライフィルプロなら包括的な改善が可能な場合があります。
年齢を重ねてニキビ跡以外にも毛穴の開きや小じわなどの複合的な肌悩みがある方にもおすすめです。
トライフィルプロは肌質全体の改善効果も期待できるため、多角的なアンチエイジング効果を求める方には特に適しているでしょう。
- 表面的なニキビ跡の赤みや色素沈着のみが気になる人
- 痛みやダウンタイムを極力避けたい人
- 1回で劇的な変化を求める人
- 時間的・経済的な余裕がない人
- 妊娠中の人
- 重度のアレルギーがある人
- 患部に炎症や感染がある人
- ケロイド体質の人※医師の判断が必要
- 血液凝固障害がある人※医師の判断が必要
一方で、トライフィルプロが向かないのは、まず表面的なニキビ跡の赤みや色素沈着のみが気になる方です。
このような症状にはピーリングやレーザートーニングの方が適している場合があります。
また、痛みやダウンタイムを極力避けたい方、1回で劇的な変化を求める方にも不向きです。
継続的な治療が前提となるため、時間的・経済的な余裕がない方には負担が大きすぎる可能性があります。
妊娠中の方、重度のアレルギーがある方、患部に炎症や感染がある方は施術を受けることができません。
また、ケロイド体質の方や血液凝固障害がある方は、医師による慎重な判断が必要になります。
トライフィルプロで失敗しないクリニックの選び方

トライフィルプロの成功は、技術力の高いクリニック選びにかかっていると言っても過言ではありません。

編集部
ここでは、満足のいく結果を得るために重要な、クリニック選びのポイントについて詳しく解説します。
症状タイプ別に提案してくれるクリニックを選ぶ
良心的なクリニックでは、患者の症状を詳しく診察し、ニキビ跡のタイプや深さ、範囲を正確に評価した上で治療方針を提案してくれます。
また、トライフィルプロが適応でない症状については、代替治療を提案してくれるクリニックを選ぶことが重要です。
「すべてトライフィルプロで解決できる」と説明するクリニックよりも、患者の症状に合わせて複数の選択肢を提示してくれる方が信頼できるでしょう。
カウンセリング時に症例写真を見せてもらい、自分と似た症状の改善例を確認することも大切です。

編集部
経験豊富なクリニックであれば、豊富な症例データを持っており、治療効果を具体的にイメージしやすくなります。
料金プランで選ぶ
料金設定が明確で、追加費用が発生しにくいクリニックを選ぶことが重要です。
また、効果を実感するには複数回の治療が必要なため、コース料金を設定しているクリニックの方が経済的負担を軽減できる場合があります。
ただし、無理な勧誘をしないクリニックを選ぶことが前提です。
支払い方法についても確認が必要で、医療ローンやクレジット分割に対応しているクリニックであれば、一時的な経済的負担を分散できます。
ただし、金利や手数料についても事前に確認しておくことが大切です。
カウンセリング時にダウンタイムや合併症の説明をしてくれるクリニックを選ぶ
信頼できるクリニックでは、治療の効果だけでなく、起こりうるリスクや副作用についても詳しく説明してくれます。
ダウンタイムの期間や症状、対処法について具体的に教えてくれるクリニックを選ぶことで、術後の不安を軽減できます。
また、万が一合併症が発生した場合の対応方針についても事前に確認しておくことが重要です。

編集部
アフターケア体制が整っているクリニックであれば、術後のトラブルにも適切に対応してもらえるでしょう。
医師の経験や実績についても確認することをおすすめします。
トライフィルプロでよくある質問

実際にトライフィルプロを検討している方から寄せられる代表的な質問にお答えします。

編集部
これらの疑問を解消することで、より安心して治療を検討していただけるでしょう。
Q
トライフィルプロは何回で効果を感じる?
A
個人差はありますが、多くの方は3回目以降に明確な効果を実感されます。
1回でも肌のハリや質感の改善は感じられますが、クレーターの改善など構造的な変化を求める場合は、1ヶ月に1回のペースで4〜5回の治療を継続することが推奨されます。
重度の症状の場合は、さらに多くの回数が必要になることもあります。
Q
トライフィルプロはどんなニキビ跡に合う?
A
トライフィルプロは特にクレーター状のニキビ跡に効果的です。
アイスピック型、ローリング型、ボックスカー型のすべてのタイプに対応可能で、従来の治療法では改善が困難だった深いクレーターにも効果が期待できます。
一方で、表面的な赤みや色素沈着のみの症状には、他の治療法の方が適している場合があります。
カウンセリング時に医師による診断を受けることが重要です。
まとめ

トライフィルプロが「効果ない」と言われる主な理由は、即効性への期待値のずれ、症状のミスマッチ、適切でない治療回数やショット数での施術などが挙げられます。
これらの問題の多くは、事前の十分な理解と適切なクリニック選びによって回避することが可能です。
トライフィルプロは炭酸ガスによるマイクロサブシジョンと薬剤注入を組み合わせた革新的な治療法で、従来の治療では対応困難だった深いクレーターにも効果が期待できます。
ただし、効果を実感するには1ヶ月に1回のペースで3〜5回の継続治療が必要で、相応の時間と費用がかかることを理解しておく必要があります。
成功の鍵は、症状に適した治療提案をしてくれる経験豊富な医師を選び、リスクや費用についても十分に説明を受けた上で治療を開始することです。

編集部
適切な治療計画のもとで継続すれば、長年悩まされてきたニキビ跡の改善が期待できる画期的な治療法と言えるでしょう。
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