鏡を見たとき、顔の赤みが気になって悩んでいませんか?「メイクで隠しても赤みが透けて見える」「急に顔が赤くほてる」「人前で顔が赤くなって恥ずかしい」など、赤ら顔の悩みは人によって様々です。赤ら顔は見た目の問題だけでなく、人によっては社会生活にまで影響を及ぼす深刻な悩みとなることもあります。
本記事では、赤ら顔の原因から即効性のある改善方法、そして長期的な対策まで、医師監修の情報をもとに徹底解説します。自分の赤ら顔のタイプを知り、適切な対策を行うことで、悩みを解消するための第一歩を踏み出しましょう。

目次
赤ら顔の主な原因と種類を理解しよう
赤ら顔はただ単に「顔が赤い状態」というわけではなく、その原因や症状は多岐にわたります。効果的な対策を行うためには、まず自分の赤ら顔がどのタイプなのかを知ることが重要です。
赤ら顔の主な原因は、肌の表面近くにある毛細血管が拡張して血液が透けて見えることです。この毛細血管の拡張が起こる理由は様々で、体質や生活習慣、皮膚疾患などが関係しています。
赤ら顔の5つの主な原因
- 肌のダメージによる敏感肌型赤ら顔
- 過剰なスキンケア
- 化粧品やスキンケア製品の刺激
- スキンケアやメイク時の摩擦
- 紫外線からのダメージ
- 血管拡張型赤ら顔
- 酒さ(しゅさ)や肌のダメージが原因
- 毛細血管が拡張したまま戻らない
- 鼻や頬、眉間、あごなどに多く発生
- かゆみやほてり、ヒリヒリ感を伴うことも
- 皮膚疾患による炎症型赤ら顔
- アトピー性皮膚炎、ニキビ、酒さなどの皮膚疾患が原因
- 赤みのほか腫れやかゆみを伴うことが多い
- 鼻や頬など顔の中心部に症状が出ることが多い
- 一時的な赤ら顔
- 感情の変化(恥ずかしさや怒りなど)
- ストレスや寒暖差
- アルコールや辛い食べ物の摂取
- 内科系疾患からくる内因型赤ら顔
- ホルモンバランスの乱れや更年期障害
- 肝硬変など内臓の異常
- 顔全体が赤みを帯びることが多い

赤ら顔と酒さ(しゅさ)の違い
赤ら顔と間違えられやすい皮膚疾患に「酒さ」があります。酒さは赤ら顔の一種ですが、特徴的な症状があります。
| 症状 | 赤ら顔 | 酒さ |
|---|---|---|
| 赤み | 顔全体に現れることが多い | 鼻、頬、額など顔の中心部に現れることが多い |
| 症状の進行 | 状況によって一時的に現れることもある | 進行すると赤みの他、ブツブツとした発疹や腫瘤が形成されることがある |
| 関連症状 | 赤みのみの場合が多い | ヒリヒリ感やかゆみ、炎症を伴うことが多い |
酒さは医師の診断と治療が必要な皮膚疾患です。自己判断での対処は症状を悪化させる恐れがあるため、長期間続く赤みや炎症がある場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。
赤ら顔を即効で改善する方法7選
赤ら顔に悩んでいる方の多くは、「すぐに効果が出る方法はないか」と考えるものです。ここでは、即効性のある赤ら顔の改善方法をご紹介します。ただし、効果は個人差があり、赤ら顔のタイプによっても異なりますので、自分に合う方法を見つけることが大切です。
1. 冷やして血管を収縮させる
顔が赤くほてったとき、最も即効性があるのが「冷やす」という方法です。冷たいタオルやアイスパックを使って肌を冷やすと、拡張した血管が収縮して赤みが軽減します。
実践方法:
- 清潔なタオルを冷水に浸して軽く絞り、赤みが気になる部分に当てる
- 市販の保冷剤を清潔なタオルで包んで使用する
- 冷やしすぎは肌トラブルの原因になるため、1回につき5分程度にとどめる
2. グリーンコントロールカラーで赤みをカバー
メイクで即効的に赤みをカバーするなら、グリーンのコントロールカラーが効果的です。色の補色の原理で、緑色は赤色を打ち消す効果があります。
実践方法:
- 赤みが気になる部分にグリーンのコントロールカラーを薄く塗る
- その上からファンデーションを重ねる
- ミネラルベースのファンデーションは肌への負担が少ないのでおすすめ

3. 刺激の少ないスキンケア製品に切り替える
敏感肌型赤ら顔の場合、使用している化粧品やスキンケア製品が肌に刺激を与えている可能性があります。刺激の少ない製品に切り替えることで、即効的に症状の悪化を防ぐことができます。
おすすめの成分:
- セラミド、ヒアルロン酸:保湿効果が高く肌バリアを強化
- アラントイン、カモミール:抗炎症作用がある
- トラネキサム酸:血管を収縮させる効果あり
避けるべき成分:
- アルコール(エタノール):肌を乾燥させる
- 香料や着色料:刺激となることがある
- フルーツ酸やレチノール:敏感肌には刺激が強い場合がある
4. ビタミンC配合の化粧水で抗炎症ケア
ビタミンCは抗炎症作用があり、赤ら顔の改善に効果的です。即効性はそれほど高くないものの、継続使用することで徐々に効果が現れます。
実践方法:
- ビタミンC誘導体配合の化粧水を朝晩の洗顔後に使用する
- 刺激を感じる場合は濃度の低いものから始める
- 紫外線で分解されやすいため、朝使用する場合は日焼け止めと併用する
5. ツボ押しやマッサージで血行改善
東洋医学では、血行不良が赤ら顔の原因の一つとされています。即効性のあるツボ押しで血行を改善し、赤みを軽減することができます。
効果的なツボ:
- 耳尖(じちょう):耳の上部の先端
- 合谷(ごうこく):親指と人差し指の付け根の間
- 内庭(ないてい):足の人差し指と中指の間で水かきの上
実践方法:
- 1回につき30回、1日2~3回を目安に押す
- 力加減は心地よく感じる程度に

6. 薬用化粧品で赤みをケア
薬用成分配合の市販化粧品も、赤ら顔の即効ケアに役立ちます。特にアゼライン酸やニコチン酸アミドなどの成分が配合されたものは、炎症を抑える効果が期待できます。
おすすめの薬用成分:
- アゼライン酸:毛穴の炎症を抑える
- ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド):肌のバリア機能を高める
- グリチルリチン酸ジカリウム:抗炎症作用がある
7. 病院での即効性のある治療
自己ケアでは改善が見られない場合や、より即効性の高い対策を求める場合は、皮膚科や美容クリニックでの治療が効果的です。特に毛細血管拡張症やニキビ跡の赤みなどには、レーザー治療が高い効果を示します。
主な治療法:
- Vビームレーザー:赤み専用のレーザー治療
- IPL光治療:広範囲の肌質改善に効果的
- イオン導入:ビタミンCなどの有効成分を肌に浸透させる

赤ら顔を改善するセルフケア術
即効性のある対策と並行して、日常的なセルフケアを継続することで、長期的に赤ら顔を改善することができます。ここでは、赤ら顔に効果的なセルフケア方法をご紹介します。
正しい洗顔で肌への刺激を減らす
赤ら顔の人は特に洗顔方法に注意が必要です。強くこすったり、熱いお湯で洗ったりすると、肌への刺激となり赤みが悪化する恐れがあります。
正しい洗顔のポイント:
- ぬるま湯(32~36℃程度)を使用する
- 低刺激の洗顔料を選ぶ
- 洗顔料はしっかりと泡立てる
- 肌をこすらず、泡で包み込むように優しく洗う
- しっかりとすすいで洗顔料が残らないようにする
保湿でバリア機能を高める
乾燥は肌のバリア機能を低下させ、赤ら顔を悪化させる原因となります。適切な保湿ケアで肌の防御力を高めましょう。
効果的な保湿のポイント:
- セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含む製品を選ぶ
- 洗顔後すぐに化粧水をつける
- 化粧水→美容液→乳液・クリームの順でケアする
- 特に乾燥しやすい目元や口元は重ねづけする
紫外線対策を徹底する
紫外線は肌の炎症を引き起こし、赤ら顔を悪化させる主な要因の一つです。年間を通じた紫外線対策が重要です。
紫外線対策のポイント:
- 日差しが強い日はSPF30~50、PA+++以上の日焼け止めを使用
- 室内でもSPF30程度の日焼け止めを塗る
- 2~3時間おきに塗り直す
- 帽子や日傘、サングラスで物理的に防ぐ
- UV加工された衣類を活用する
表情筋トレーニングで血行改善
表情筋を鍛えると血行が良くなり、余分な熱を逃がしやすくなります。また、筋肉が引き締まることで肌のハリが出て、赤みが目立ちにくくなる効果も期待できます。
おすすめの表情筋トレーニング:
- 口輪筋エクササイズ:唇をすぼめて前に突き出し、5秒キープして戻す(3セット)
- 頬のVトレ:上の歯が8本見えるように口角を上げて笑い、親指と人差し指で頬を持ち上げて5秒キープ(3~5セット)
- あいうえお体操:「あいうえお」の発音をゆっくりと行い、それぞれの口の形を5秒間キープする

ストレスや睡眠の質を改善する
ストレスや睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、血行不良や赤ら顔の原因となります。心身のリラックスと質の良い睡眠を心がけましょう。
実践方法:
- 1日7~8時間の睡眠を確保する
- 肌の回復が進む22時~深夜2時の間に眠るようにする
- 就寝前のスマホやパソコンの使用を控える
- 深呼吸やヨガなどでリラックスする時間を持つ
- 適度な運動で血行を促進する
赤ら顔に効果的な食事と栄養素
食事は肌の健康に大きく影響します。赤ら顔の改善には、抗炎症作用のある食品を積極的に摂取し、赤みを悪化させる食品を避けることが大切です。
赤ら顔に効果的な栄養素と食品
| 栄養素 | 期待できる効果 | 多く含む食品 |
|---|---|---|
| ビタミンC | 抗炎症作用、コラーゲン生成促進 | ブロッコリー、パプリカ、キウイフルーツ、柑橘類 |
| ビタミンE | 抗酸化作用、血行改善 | アーモンド、アボカド、オリーブオイル |
| ビタミンB2 | 肌の健康維持、日光過敏症予防 | レバー、乳製品、卵 |
| オメガ3脂肪酸 | 炎症を軽減 | サバ、イワシなどの青魚、亜麻仁油 |
| 亜鉛 | コラーゲン生成、傷の修復 | 牡蠣、牛肉、ナッツ類 |
避けるべき食品と飲み物
以下の食品や飲み物は血管を拡張させたり、炎症を促進したりする可能性があるため、赤ら顔の方は控えめにすることをおすすめします。
- アルコール:血管を拡張させ、赤みを増強する
- 辛い食べ物:体を温め、血行を促進する
- 熱い飲み物:一時的に体温を上げ、顔が赤くなりやすくなる
- カフェイン:血管を拡張させる効果がある
- 加工食品や脂質の多い食品:体内の炎症を促進する可能性
赤ら顔におすすめの食事法
赤ら顔の改善には、以下のような食事法がおすすめです。
- 「涼性」の食材を取り入れる
- トマト、きゅうり、なす、小松菜、セロリ、緑豆(春雨、もやしなど)、すいか、バナナなど体を冷やす食材を積極的に摂取
- よく噛んで食べる
- 噛む回数を増やして表情筋を鍛える
- 食物繊維の多い野菜や根菜類を意識的に取り入れる
- ナッツ類をおやつに取り入れる
- 素焼きミックスナッツなど、ビタミンEや良質な脂質を摂取できるものを選ぶ
- 水分をしっかり摂る
- 1日1.5~2リットルの水分摂取を心がける
- 起床後、食事の前後、入浴の前後、就寝前などに水を飲む習慣をつける

赤ら顔を治す即効性のある美容医療
セルフケアでは改善が見られない場合や、より確実に赤ら顔を治したい場合は、美容クリニックや皮膚科での治療が選択肢となります。ここでは、赤ら顔に効果的な医療的アプローチをご紹介します。
Vビームレーザー治療
Vビームレーザーは、赤みに特化したレーザー治療で、血液中のヘモグロビンにのみ反応し、拡張した毛細血管を選択的に破壊します。正常な皮膚組織を傷つけることなく赤みを改善できる点が特徴です。
特徴:
- 治療回数:赤ら顔の程度によりますが、通常3~5回程度
- 痛み:ゴムで軽くはじかれるような痛み(我慢できる程度)
- ダウンタイム:治療後に赤みや軽い腫れが出ることがあるが、数日で落ち着く
- 費用:1回あたり1~3万円程度(クリニックにより異なる)
- 保険適用:毛細血管拡張症や酒さなど、診断名によっては保険適用の場合もある

IPL光治療
IPLはIntense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)の略で、可視光線と赤外線を混合した光を照射して赤みを改善する治療法です。広範囲に照射できるため、顔全体の肌質改善も同時に期待できます。
特徴:
- 治療回数:3~6回程度が目安
- 痛み:輪ゴムではじかれるような軽度の痛み
- ダウンタイム:治療後に赤みがでる場合があるがメイクで隠せる程度
- 費用:1回あたり1.5万円程度
- 効果:赤みの他にも肌のくすみや小じわ、毛穴などにも効果がある
内服薬・外用薬による治療
皮膚炎や酒さなど、炎症が主な原因の赤ら顔には、医師の処方による薬物治療が効果的です。
主な内服薬:
- ビブラマイシン(抗菌薬):慢性的な炎症を抑える
- トランサミン(トラネキサム酸):血管の透過性を抑制する
- ビタミンB2、B6:肌の健康維持に寄与
主な外用薬:
- メトロニダゾールゲル(ロゼックス):酒さの炎症を抑える
- アゼライン酸クリーム:抗炎症作用がある
- ステロイド外用薬:炎症を抑える(長期使用は避ける)
RFマイクロニードル治療
細い針を肌に刺して高周波(RF)エネルギーを与えることで、肌の真皮層に熱刺激を与え、コラーゲンの生成を促進する治療法です。
特徴:
- 治療回数:3~5回程度
- 痛み:表面麻酔を使用するため比較的少ない
- ダウンタイム:1~3日程度
- 費用:顔全体で6~10万円程度
- 効果:赤ら顔の改善だけでなく、肌のハリや弾力アップも期待できる
イオン導入
微弱な電流を流すことで、美容成分を肌の奥まで浸透させる治療法です。特にビタミンCやトラネキサム酸などの抗炎症成分を導入することで、赤ら顔の改善が期待できます。
特徴:
- 治療回数:週1回程度の頻度で5~10回
- 痛み:ほとんどなし
- ダウンタイム:なし
- 費用:1回3,000~10,000円程度
- 効果:即効性は低いが、継続することで徐々に効果を実感できる
赤ら顔に関するよくある質問
赤ら顔について特によく寄せられる質問と回答をまとめました。悩みを解決するための参考にしてください。
Q1. 赤ら顔は完全に治りますか?
A. 赤ら顔のタイプや原因によって異なります。毛細血管拡張症など血管の異常による赤ら顔は、レーザー治療で大幅に改善することが可能です。炎症が原因の場合は、原因となる疾患の治療により改善します。ただし、体質的な要因も大きい場合には、完全に「治す」というより「コントロールする」という考え方が適切です。
Q2. 赤ら顔に効くスキンケア成分は?
A. 赤ら顔に効果的なスキンケア成分には以下のようなものがあります。
- トラネキサム酸:血管の透過性を抑制
- ビタミンC誘導体:抗炎症作用、抗酸化作用
- セラミド:肌のバリア機能を強化
- アラントイン:抗炎症作用、肌の修復を促進
- カモミールエキス:鎮静効果
- ツボクサエキス:抗炎症作用、血行促進
ただし、敏感肌の方は新しい成分を試す際に注意が必要です。まずはパッチテストを行うか、少量から使い始めることをおすすめします。
Q3. 赤ら顔とアルコールの関係は?
A. アルコールには血管を拡張させる作用があり、摂取すると顔が赤くなりやすくなります。特にアルコール分解酵素の働きが弱い体質の方(いわゆる「お酒に弱い」方)は、少量のアルコールでも顔が赤くなることがあります。赤ら顔に悩んでいる方は、アルコールの摂取を控えるか、摂取量を減らすことで症状の改善が期待できます。
Q4. 赤ら顔に対する薬の即効性は?
A. 赤ら顔の治療に使用される薬の効果は、原因や症状によって異なります。
- 外用薬(塗り薬):メトロニダゾール(ロゼックスゲル)などは、使い始めて数週間で効果が現れ始めることが多いです。
- 内服薬:抗生物質などは2~4週間程度で効果が表れ始めますが、症状によっては数ヶ月の服用が必要な場合もあります。
即効性を求める場合は、医師と相談の上、症状に合った適切な治療法を選択することが重要です。
Q5. 赤ら顔に対するホームケアで即効性が高いのは?
A. 赤ら顔に対する即効性のあるホームケアとしては、冷却が最も効果的です。冷たいタオルやアイスパックで顔を冷やすことで一時的に血管が収縮し、赤みが軽減します。また、グリーンのコントロールカラーでメイクするという方法も視覚的に即効性があります。ただし、これらはあくまで一時的な対処法であり、根本的な改善には適切な治療や生活習慣の見直しが必要です。
Q6. レーザー治療は何回すれば効果がありますか?
A. レーザー治療の効果は個人差がありますが、一般的には以下のような回数が目安となります。
- 毛細血管拡張症(赤ら顔):2~3回
- 赤みを伴うニキビ跡:5回以上
- 酒さ:3~5回
ただし、症状の程度や治療に対する反応性によって必要な回数は異なります。また、1回の治療で効果を感じる方もいれば、複数回の治療が必要な方もいます。治療間隔は通常1~3ヶ月程度で、医師の指
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