美容皮膚科で人気の高いピコレーザー治療ですが、実際に何回受ければ効果を実感できるのでしょうか。
シミやそばかす、肝斑、毛穴の開きなど、それぞれの肌悩みによって必要な回数は異なります。
この記事では、ピコレーザーの効果を実感できる回数の目安を肌悩み別に詳しく解説し、施術モード別の頻度やダウンタイムについても分かりやすくご紹介します。

編集部
治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ピコレーザーで効果を実感できる回数の目安【肌悩み別】

ピコレーザーの効果を実感できる回数は、お悩みの種類や程度によって大きく異なります。

編集部
一人ひとりの肌状態に合わせた治療計画を立てることが重要ですが、まずは肌悩み別に一般的な目安をご紹介しましょう。
シミの場合
シミの治療においては、その種類や濃さによって必要な回数が変わってきます。
老人性色素斑のような濃いシミの場合、ピコスポットを使って1〜3回程度の施術で改善が期待できます。
特に境界がはっきりしている濃いシミなら、1回の治療でも十分な効果を実感できることが多いです。
一方で、薄いシミや広範囲に散らばったシミの場合は、ピコトーニングを選択することが一般的です。
この場合、3〜5回程度の治療を継続することで、徐々にシミが薄くなっていく効果を感じられるでしょう。
そばかすやくすみの場合
そばかすやくすみは、顔全体に散在している色素沈着のため、ピコトーニングでの治療が効果的です。
これらの肌悩みは一度の治療で劇的な変化を期待するのは難しく、継続的な治療が必要になります。
そばかすの改善には、通常3〜6回程度の治療回数が推奨されています。
肌のトーンアップやくすみの除去を目的とする場合も、同様に3〜5回程度の治療を継続することで、明るく透明感のある肌を実感できるでしょう。
治療間隔は2〜4週間に1回のペースが基本となり、肌のターンオーバー周期に合わせて施術を行うことで、より効果的な結果が期待できます。
肝斑の場合
肝斑は他のシミとは異なる特殊な色素沈着で、刺激に敏感な性質があります。
そのため、高出力のレーザーは使用できず、低出力のピコトーニングで慎重に治療を行う必要があります。
肝斑の改善には、5〜10回程度の治療回数が必要とされており、他の肌悩みと比較して長期間の治療が必要です。
4週間に1回のペースで半年から1年程度継続することが推奨されています。
肝斑治療の特徴は、内服薬との併用が効果的だということ。
トラネキサム酸やビタミンCなどの内服薬を組み合わせることで、より良い治療結果が期待できます。
根気強く治療を続けることで、徐々に肝斑が薄くなっていく効果を実感できるでしょう。
毛穴・ニキビ跡の場合
毛穴の開きやニキビ跡の改善には、主にピコフラクショナルが使用されます。
これらの肌悩みは、肌の質感や凹凸を改善する必要があるため、ある程度の回数が必要になります。
軽度の毛穴の開きやニキビ跡であれば、3〜5回程度の治療で効果を実感できることが多いです。
しかし、深いクレーター状のニキビ跡や目立つ毛穴の開きがある場合は、5〜10回程度の治療が推奨されます。
治療間隔は1〜2ヵ月に1回のペースが基本で、肌の再生能力を活かしながら徐々に改善していきます。
敏感な方では1回の治療でも変化を感じられることがありますが、理想的な肌状態を目指すなら継続治療が重要です。
ピコレーザーの施術モード別回数の目安と頻度

ピコレーザーには主に3つの施術モードがあり、それぞれ異なる作用機序と治療回数の目安があります。

編集部
お悩みに応じて最適なモードを選択することが、効果的な治療への鍵となります。
ピコスポット
ピコスポットは、高出力のレーザーをピンポイントで照射し、シミやそばかすを集中的に治療する方法です。
この施術モードの最大の特徴は、即効性の高さにあります。
そのため、治療回数の目安は1〜3回程度で、多くの場合1回の施術で満足のいく結果を得られます。
特に境界がはっきりした濃いシミに対しては、1回の照射で完全に除去できることも珍しくありません。
施術間隔については、2回目以降を行う場合は3ヵ月程度空けることが推奨されています。
これは、治療部位の炎症が完全に落ち着き、肌の状態が安定するまでの期間を考慮したものです。
ピコスポット治療では、かさぶたの形成とその自然な剥離という過程を経るため、ダウンタイムは他のモードと比較して長めになります。
しかし、その分確実な効果が期待できるのが魅力です。
ピコトーニング
ピコトーニングは、低出力のレーザーを顔全体に均等に照射し、メラニン色素を少しずつ分解していく治療法です。
肝斑治療の第一選択として広く用いられています。
治療回数の目安は、肌悩みによって3〜10回程度と幅があります。
薄いシミやくすみの改善なら3〜5回、肝斑の治療では5〜10回程度が必要になることが多いです。
施術間隔は2〜4週間に1回が基本で、肌のターンオーバー周期に合わせて治療を行います。
最短では2週間間隔での施術も可能ですが、肌の状態を見ながら医師が適切な間隔を判断します。
ピコトーニングの利点は、ダウンタイムが非常に短いことです。
施術直後から日常生活に戻れるため、忙しい方でも継続しやすい治療法といえるでしょう。
ピコフラクショナル
ピコフラクショナルは、レーザーを点状に照射して皮膚に微細な刺激を与え、肌の再生能力を促進する治療法です。
毛穴の開きやニキビ跡、小じわの改善に効果的です。
治療回数の目安は3〜10回程度で、肌の状態や目標とする改善レベルによって変わります。
軽度の毛穴の開きなら3〜5回、深いニキビ跡や目立つ毛穴の場合は5〜10回程度の治療が推奨されます。
施術間隔は1〜2ヵ月に1回が基本です。
これは、肌の再生が完了するまでに時間が必要なためで、間隔を詰めすぎると逆効果になる可能性があるからです。
ピコフラクショナルは、肌質の根本的な改善を目指す治療法なので、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。
しかし、継続治療により肌のハリやツヤの向上も期待できる魅力的な治療法です。
肌悩み・施術モード別の回数の目安【比較表】

編集部
これまでにご紹介した肌悩み別・施術モード別の回数の目安を比較表にまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
| 肌悩みの種類 | 推奨施術モード | 治療回数の目安 | 施術間隔 | 効果実感時期 |
|---|---|---|---|---|
| 濃いシミ(老人性色素斑) | ピコスポット | 1〜3回 | 3ヵ月間隔 | 1回目から |
| 薄いシミ・広範囲のシミ | ピコトーニング | 3〜5回 | 2〜4週間間隔 | 2〜3回目から |
| そばかす | ピコトーニング | 3〜6回 | 2〜4週間間隔 | 3〜5回目から |
| くすみ・トーンアップ | ピコトーニング | 3〜5回 | 2〜4週間間隔 | 3〜5回目から |
| 肝斑 | ピコトーニング | 5〜10回 | 4週間間隔 | 5〜10回目から |
| 軽度の毛穴の開き | ピコフラクショナル | 3〜5回 | 1〜2ヵ月間隔 | 2〜3回目から |
| 目立つ毛穴の開き | ピコフラクショナル | 5〜10回 | 1〜2ヵ月間隔 | 3〜5回目から |
| 軽度のニキビ跡 | ピコフラクショナル | 3〜5回 | 1〜2ヵ月間隔 | 2〜4回目から |
| 深いニキビ跡・クレーター | ピコフラクショナル | 5〜10回 | 1〜2ヵ月間隔 | 4〜6回目から |
ダウンタイムと注意点

ピコレーザー治療を受ける際に気になるのが、ダウンタイムの長さと治療後の注意点です。

編集部
施術モードによってダウンタイムの期間や症状が異なるため、事前に理解しておくことが重要です。
ピコレーザーは従来のレーザー治療と比較してダウンタイムが短いとされていますが、それでも個人差があります。
一般的には1日〜1週間程度が目安とされており、施術モードによって以下のような違いがあります。
- ダウンタイム:1〜3日程度
- リスク:軽い赤みやひりつき感が生じることがある。
多くの場合、施術直後からメイクも可能で、日常生活への影響は最小限です。
- ダウンタイム:1〜3日程度
- リスク:点状の赤みや軽い腫れが生じることがある。
出力によっては数日間続くこともありますが、コンシーラーでカバーできる程度の症状です。
- ダウンタイム:1〜2週間程度
- リスク:照射部位にかさぶたが形成され、自然に剥がれ落ちるまで時間がかかる。
この期間中は、患部を保護テープで覆う必要がある場合もあります。
ダウンタイム中の紫外線対策
ピコレーザー治療後の肌は、紫外線に対して非常に敏感になっています。
紫外線による刺激は炎症を悪化させるだけでなく、色素沈着の原因となる可能性があります。
外出時には必ず日焼け止めを使用し、SPF30以上のものを選びましょう。
また、帽子や日傘の併用も効果的です。
特に治療部位が顔の場合は、サングラスの着用も検討してください。
日焼け止めは、肌に刺激の少ない成分のものを選ぶことが重要です。
紫外線吸収剤ではなく、紫外線散乱剤を主成分とした低刺激性のものがおすすめです。
屋内にいる場合でも、窓から入る紫外線には注意が必要です。
ピコレーザー施術の注意点
治療後の肌ケアにおいて最も重要なのは、患部に刺激を与えないことです。
洗顔やメイクの際は、優しく丁寧に行い、こすったり強い圧力をかけたりしないよう注意しましょう。
スクラブやピーリング系のスキンケア製品は、治療後しばらくの間は使用を控えてください。
また、かさぶたができた場合は、絶対に無理に剥がさないようにしましょう。
保湿ケアの徹底も重要なポイントです。
治療後の肌は乾燥しやすい状態にあるため、保湿力の高い化粧水やクリームをこまめに使用し、肌の潤いを保ちましょう。
血行を促進する行為も注意が必要です。
施術当日は入浴を避けてシャワーにとどめ、激しい運動や飲酒も控えるようにしてください。
これらの行為は炎症を悪化させる可能性があります。
ピコレーザーでよくある質問

ピコレーザー治療を検討する際に、多くの方が疑問に思うポイントがあります。
ここでは、特によく寄せられる質問について詳しく解説します。
ピコレーザーは1回だけで効果を実感できる?
治療の目的と肌の状態によって大きく異なりますが、ピコスポットで濃いシミを治療する場合、1回の施術でも十分な効果を実感できることが多いです。
特に境界がはっきりした老人性色素斑などは、1回の照射でシミが除去される可能性が高いといえます。
しかし、ピコトーニングによる肝斑治療や全体的なくすみの改善、ピコフラクショナルによる毛穴やニキビ跡の治療では、1回だけで劇的な変化を期待するのは現実的ではありません。
とはいえ、1回の治療でも何らかの変化は感じられることが多く、肌のトーンが明るくなったり、触り心地が滑らかになったりといった効果は、比較的早い段階で実感できるでしょう。
重要なのは、治療前のカウンセリングで医師と十分に相談し、現実的な期待値を設定することです。
1回で満足のいく結果が得られなくても、継続治療により理想の肌状態に近づけることができます。
ピコレーザーの間隔を詰めれば早く終わる?
治療効果を早く実感したいという気持ちから、施術間隔を短くしたいと考える方は少なくありません。
しかし、間隔を詰めすぎることは、かえって治療効果を下げたり、肌トラブルを招く可能性があります。
ピコレーザー治療の間隔は、肌のターンオーバー周期に合わせて設定されています。
通常、肌のターンオーバーは約28日周期で行われており、この自然なサイクルに合わせて治療を行うことで、最大限の効果が期待できます。
間隔を詰めすぎると、肌が十分に回復する前に次の治療を行うことになり、炎症が蓄積されてしまう可能性があります。
この状態が続くと、色素沈着や肌荒れなどのトラブルを引き起こすリスクが高まります。
また、メラニン色素の代謝や肌の再生には時間が必要です。
適切な間隔を空けることで、前回の治療効果を最大限に活かしながら、次の治療に進むことができるのです。
医師が推奨する治療間隔は、豊富な経験と科学的根拠に基づいて設定されています。
安全で確実な効果を得るためにも、推奨される間隔を守って治療を続けることが重要です。
まとめ

ピコレーザーの効果を実感できる回数は、肌悩みの種類や程度によって大きく異なります。
1回の治療で劇的な変化を期待するよりも、継続治療により徐々に改善していくという考え方が大切です。
治療間隔を詰めすぎることなく、肌の自然な回復サイクルに合わせて治療を進めることで、安全で確実な美肌効果を実感できるでしょう。

編集部
ピコレーザー治療を検討されている方は、まず専門医によるカウンセリングを受け、ご自身の肌状態に最適な治療計画を立てることをおすすめします。
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