「ピコレーザーを受けたのにシミが消えない…」そんな悩みを抱えていませんか?
美容医療の中でも高い評価を得ているピコレーザーですが、実際には「期待したほど効果がなかった」「むしろシミが濃くなった気がする」といった声も少なくありません。
ただし、これらの多くは適切な診断や施術方法、アフターケアができていない場合に起こるもの。
つまり、原因さえ理解すれば、ピコレーザーで理想の肌を手に入れることは十分可能なのです。

編集部
この記事では、ピコレーザーでシミが消えない主な原因から、シミのタイプ別の向き・不向き、そしてクリニック選びで失敗しないためのポイントまで、詳しく解説していきます。
目次
ピコレーザーでシミが消えない主な原因は4つ

ピコレーザーは確かに優れた治療法ですが、万能というわけではありません。
施術を受けても期待した効果が得られない場合、いくつかの明確な理由があります。
ここでは、シミが消えない主な原因を4つに分けて詳しく見ていきましょう。

編集部
これらを事前に理解しておくことで、無駄な施術を避け、より効果的な治療計画を立てることができます。
- 回数や間隔が不足している
- シミの種類が適応外
- モードや出力の選択ミス
- 炎症後色素沈着
回数や間隔が不足している
ピコレーザーは「1回で劇的に変わる魔法の治療」ではありません。
特にピコトーニングの場合、効果を実感するまでには一般的に5〜10回程度の施術が必要とされています。
これはメラニン色素を少しずつ分解していく仕組み上、避けられない工程なんです。

編集部
よく「3回受けたけど効果がない」という声を聞きますが、多くの場合はまだ治療の途中段階。
肌のターンオーバーは通常28日周期ですから、2〜4週間に1回のペースで継続することが大切です。
また、施術の間隔が空きすぎてしまうと、せっかく分解したメラニンが再び生成されてしまうこともあります。
忙しくて通院が途切れがちな方は、最初にクリニックと相談して現実的なスケジュールを組むことをおすすめします。
効果が出始めるのは大体5回目くらいからという声が多いので、最低でも1クールは継続する覚悟が必要ですね。
シミの種類が適応外
実はピコレーザーにも得意・不得意があります。
特に注意が必要なのが肝斑やADM(後天性真皮メラノサイトーシス)といった特殊なシミ。
肝斑は女性ホルモンやストレスの影響を受けやすく、強い刺激を与えるとかえって悪化することがあるんです。
そのため、通常のシミに使うピコスポットのような強い照射は禁物で、低出力のピコトーニングで慎重に治療を進める必要があります。
一方、ADMは真皮層という皮膚の深い部分にメラニンが存在するため、表面的なシミと比べて治療に時間がかかります。
一般的に4〜5回以上、場合によっては10回以上の照射が必要になることも。
さらに厄介なのが、複数のシミが混在している「混合型」のケースで、老人性色素斑と肝斑が重なっていたり、そばかすとADMが同時に存在したりすると、それぞれに適した治療法を組み合わせる必要があります。

編集部
だからこそ、治療前の正確な診断が何より重要になってくるわけです。
モードや出力の選択ミス
ピコレーザーには大きく分けて3つの照射モードがあります。
- ピコスポット
- ピコトーニング
- ピコフラクショナル
これらは、それぞれ目的や適応が全く異なるため、シミの状態に合わない方法を選んでしまうと効果が得られません。
例えば、広範囲に薄く広がるシミに対してピコスポットを使っても非効率ですし、逆に濃いシミをピコトーニングだけで消そうとすると膨大な回数がかかってしまいます。
また、出力設定も重要なポイントで、出力が弱すぎるとメラニン色素を十分に破壊できず、「何回やっても変わらない」という結果に。
反対に、肝斑に強すぎる出力を当ててしまうと炎症を引き起こして症状が悪化することもあります。

編集部
特に、経験の浅い医師やスタッフが施術を行う場合、このような設定ミスが起こりやすいんです。
いくら機械の性能が良くても、それを扱う人の技術と知識が伴わなければ意味がありません。
炎症後色素沈着
「シミが消えるどころか濃くなった!」と焦る方が多いのが、この炎症後色素沈着です。
俗に「戻りジミ」とも呼ばれる現象で、レーザー照射後2週間から1ヶ月程度で現れることがあります。
これは治療の失敗ではなく、レーザーの刺激によって一時的にメラニンが過剰生成される自然な反応で、特に日焼けをしやすい体質の方や、色黒の方に起こりやすいとされています。
多くの場合、炎症後色素沈着は3〜6ヶ月、長くても1年程度で自然に消えていきますが、適切なアフターケアを怠ると長引くことがあります。
また、施術直後の肌は非常にデリケートな状態なので、摩擦や刺激も極力避ける必要があります。

編集部
クリニックから処方される外用薬をきちんと使い、日焼け止めをこまめに塗り直すといった地道なケアが、実は治療成功の鍵を握っているんですね。
シミタイプ別|向く・向かないピコレーザーはある?

シミにはさまざまな種類があり、それぞれ発生原因も適した治療法も異なります。
ピコレーザーが万能だと思われがちですが、実際にはシミのタイプによって向き・不向きがはっきりしているんです。
ここでは代表的な3つのシミタイプについて、ピコレーザーとの相性を詳しく解説します。

編集部
自分のシミがどのタイプなのかを知ることが、効果的な治療への第一歩です。
肝斑の場合
肝斑は30〜40代の女性に多く見られる、頬骨周辺に左右対称にできる薄茶色のシミです。
肝斑は女性ホルモンの影響を強く受けるため、妊娠やピル服用、ストレスなどで悪化することがあります。
肝斑の治療で最も注意すべきなのは、強い刺激を与えてはいけないということ。
ピコスポットのような高出力の照射を行うと、メラノサイトが活性化してかえって濃くなってしまうリスクがあるんです。
そのため、肝斑には低出力で広範囲に照射するピコトーニングが推奨されます。
ただし、ピコトーニングでも照射の頻度や出力設定を誤ると悪化する可能性があるので、肝斑の治療経験が豊富な医師に診てもらうことが重要です。
また、レーザー治療だけでなく、トラネキサム酸の内服やハイドロキノンなどの外用薬を併用することで、より効果的に改善できます。
肝斑は再発しやすいシミでもあるため、一度薄くなっても定期的なメンテナンスとホームケアの継続が欠かせません。

編集部
焦らず長期的な視点で治療に取り組む姿勢が大切ですね。
ADMの場合
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、20歳前後から現れることが多い、グレーや青みがかった褐色のシミです。
頬骨やこめかみ、額の生え際などにできやすく、そばかすや肝斑と間違えられることもよくあります。
ADMの最大の特徴は、メラニンが真皮層という皮膚の深い部分に存在することで、表面的な塗り薬や内服薬では効果がなく、レーザー治療しか有効な方法がないんです。
ピコレーザーはADMにも効果が期待できますが、1回で完全に消えることはまずありません。
一般的には4〜5回以上、症状によっては10回以上の治療が必要になることも。
また、照射後にかさぶたができたり、一時的に濃くなったように見えたりすることがあるため、ダウンタイムを考慮した治療計画を立てる必要があります。
ADMは根気よく治療を続ければ確実に薄くなっていくシミなので、途中で諦めないことが大切で、3ヶ月に1回程度のペースでじっくり治療を進めていく覚悟が求められます。

編集部
治療期間は長くなりますが、適切に治療すれば満足のいく結果が得られる可能性が高いシミと言えるでしょう。
老人性色素斑・そばかす
老人性色素斑は、長年の紫外線ダメージによってできる境界がはっきりした茶色のシミで、いわゆる「日光黒子」とも呼ばれます。
40代以降に増えてくることが多いですが、若い頃から日焼けを繰り返していた人は20〜30代でも現れることがあります。
このタイプのシミは、ピコレーザーが最も得意とする分野。
特にピコスポットでの治療が非常に効果的で、1〜3回の照射で満足のいく結果が得られることが多いんです。
濃くてはっきりしたシミほど反応が良く、照射後はかさぶたができて自然に剥がれ落ちる過程でシミが薄くなっていきます。
一方、そばかすは遺伝的な要素が強く、幼少期から現れる小さな斑点状のシミで、鼻を中心に頬全体に広がることが多く、色白の方に多く見られます。
そばかすもピコレーザーの良い適応で、ピコスポットやピコトーニングで改善が期待できます。
ただし、そばかすは遺伝的な体質によるものなので、一度消えても紫外線を浴びると再発しやすいという特徴があります。

編集部
治療後も継続的な紫外線対策と、定期的なメンテナンス治療を行うことで、きれいな状態を保ちやすくなります。
照射モード別の特徴と選び方【比較表】

ピコレーザーには主に3つの照射モードがあり、それぞれ異なる肌悩みに対応しています。
同じ機械でも照射方法が違えば、効果や適応、ダウンタイムも大きく変わってくるんです。

編集部
ここでは各モードの特徴を整理して、どのような場合にどのモードを選ぶべきか、具体的に解説していきます。
| 照射モード | 主な適応 | 回数目安 | ダウンタイム | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ピコスポット | 濃いシミ 老人性色素斑 そばかす ADM | 1〜3回 シミの種類による | 1〜2週間 かさぶた形成あり | 強い出力のため肝斑には使用不可。 高出力照射で確実な効果が期待できる反面、刺激に敏感なシミには不向き |
| ピコトーニング | 肝斑 薄いシミ くすみ 全体的な美白 | 5〜10回以上 | ほぼなし 軽い赤みが数時間程度 | 即効性は期待できず、継続が必要。 効果を実感するまで3〜5回かかることが多い。 日常生活への支障が少ない |
| ピコフラクショナル | 毛穴 ニキビ跡 小じわ 肌質改善 | 3〜5回 | 数日間 軽い赤みやざらつき | シミの色味改善より肌の凹凸改善に特化。 コラーゲン生成促進による肌質改善が主目的 |
ピコスポット
ピコスポットは、濃いシミに対してピンポイントで高出力のレーザーを照射する方法で、メラニン色素を一気に破壊するため、1回の照射でも大きな効果が期待できるのが最大の特徴です。
老人性色素斑のようなはっきりしたシミであれば、1〜3回の治療で満足のいく結果が得られることが多いんです。
照射後は該当部位が黒く反応し、数日でかさぶたが形成されますが、このかさぶたは7〜10日程度で自然に剥がれ落ち、その下にピンク色の新しい皮膚が現れます。
ダウンタイム中はテープで保護する必要があるため、顔の目立つ場所のシミを治療する場合は、マスクで隠せる時期を選ぶなど工夫が必要です。

編集部
ただし、肝斑に対しては絶対に使用してはいけません。
強い刺激がメラノサイトを活性化させ、症状を悪化させてしまう可能性があります。
ピコトーニング
ピコトーニングは、低出力のレーザーを顔全体に均一に照射する方法で、1回あたりの刺激は穏やかですが、回数を重ねることでメラニンを徐々に分解していきます。
肝斑治療の第一選択肢として用いられることが多く、肌への負担が少ないため安全性が高いのがメリットです。
また、シミだけでなく、くすみの改善や肌のトーンアップといった美肌効果も期待できます。
一般的には2〜4週間に1回のペースで5〜10回程度の施術を行います。
効果を実感し始めるのは3〜5回目からという方が多く、即効性を求める方には向きません。
しかし、継続することで肌全体が明るくなり、透明感が増すという声が多くあります。

編集部
ダウンタイムはほとんどなく、施術直後に軽い赤みが出る程度で、メイクも当日から可能なので、日常生活への影響が少ない点も人気の理由です。
ピコフラクショナル
ピコフラクショナルは、点状に集中したレーザーを肌の深部に照射し、皮膚の再生を促す治療法です。
シミの色味を薄くすることよりも、毛穴の開き、ニキビ跡の凹凸、小じわといった肌の質感を改善することに特化しています。
レーザーによって皮膚に微細な穴を開けることで、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌がふっくらとハリのある状態に生まれ変わるんです。
1回の施術でも肌の変化を感じる方が多いですが、理想的には3〜5回程度の治療を推奨されることが多いです。
施術後は軽い赤みやざらつきが数日間続きますが、かさぶたができるほどではありません。

編集部
ピコトーニングと組み合わせることで、色味の改善と肌質改善を同時に行うこともでき、より総合的な美肌効果が期待できます。
ただし、濃いシミをピンポイントで消したい場合には向いていないので、目的に応じて適切なモードを選ぶことが大切です。
回数・期間・費用の目安

ピコレーザー治療を始める前に知っておきたいのが、実際にどのくらいの回数と期間、そして費用がかかるのかということ。
治療計画を立てる上で、現実的な見通しを持つことは非常に重要です。
ここでは照射モード別に、一般的な治療回数や通院ペース、費用の相場について解説していきます。
トーニングは5〜10回・月1ペース
ピコトーニングは1回で劇的な変化をもたらす治療ではなく、回数を重ねることで徐々に効果を実感していくタイプの施術です。
一般的には2〜4週間に1回のペースで通院し、5〜10回を1クールとして治療を進めます。
効果を感じ始めるのは3〜5回目からという方が多く、満足のいく結果を得るには最低でも半年程度の期間を見込んでおく必要があります。
費用はクリニックによって幅がありますが、1回あたり1万円〜3万円程度が相場ですので、10回通うとなると10万円〜30万円程度の総額になることを想定しておきましょう。
また、一度改善した後も、肝斑の場合は再発予防のために2〜3ヶ月に1回程度のメンテナンス治療を続けることが推奨されます。

編集部
長期的な視点で予算を組んでおくと安心ですね。
ADMは4〜5回以上が前提
ADMの治療には特に根気が必要で、メラニンが真皮層という深い部分に存在するため、1回の照射で完全に消すことは困難です。
一般的には3ヶ月に1回程度のペースで4〜5回以上、症状によっては10回以上の治療が必要になることもあります。
つまり、最短でも1年以上、場合によっては2〜3年かけてじっくり治療していくイメージです。
費用はシミの大きさや範囲によって異なりますが、1回あたり2万円〜5万円程度が目安になります。
ADMは保険適用外の自由診療となるため、トータルで数十万円かかることも珍しくありません。
ただし、ADMは他の治療法ではほとんど効果がないため、レーザー治療が唯一の有効な選択肢となります。

編集部
長期的な投資にはなりますが、適切に治療すれば確実に改善していくので、途中で諦めずに続けることが大切です。
1回完結狙いはスポット照射
「できるだけ少ない回数で結果を出したい」という方には、ピコスポットが向いています。
濃くてはっきりした老人性色素斑やそばかすであれば、1〜3回の照射で満足のいく結果が得られることが多いんです。
1回で完全に消えることもあれば、薄く残った部分に対して2回目、3回目の追加照射を行うこともあります。
費用はシミの大きさや個数によって異なりますが、直径5mm以下の小さなシミであれば1個あたり5千円〜1万円程度、1cm程度のシミなら1万円〜2万円程度が相場です。

編集部
複数個ある場合は、取り放題プランを提供しているクリニックもあります。
ただし、ピコスポットで1回完結を狙うには、シミの種類が適応していることが大前提となります。
肝斑やADMには使えないため、まずは医師による正確な診断を受けて、自分のシミがピコスポットに向いているかどうかを確認することが重要です。
クリニック選びで失敗しないためのチェックポイント

ピコレーザー治療の成否は、実はクリニック選びで大きく左右されます。
最新の機器を導入していても、診断力や技術力が伴わなければ期待した効果は得られません。
ここでは、クリニックを選ぶ際に必ずチェックすべき3つのポイントを解説します。
これらを押さえておけば、失敗のリスクを大幅に減らすことができますよ。
シミを適切に見分ける診断力で選ぶ
最も重要なのは、医師がシミの種類を正確に見分けられるかどうかです。
肝斑とADMと老人性色素斑では、見た目が似ていても治療法が全く異なります。
また、これらが混在している場合もあるため、経験豊富な医師でなければ正確な診断は困難なんです。
「とりあえずピコレーザーをやってみましょう」と安易に勧めてくるクリニックは要注意で、きちんとした診断なしに治療を始めると、効果が出ないばかりか、肝斑を悪化させてしまうリスクもあります。
逆に、「あなたのシミは◯◯タイプなので、この治療法が適しています」と具体的に説明してくれるクリニックは信頼できる証拠ともいえます。

編集部
複数のクリニックでカウンセリングを受けて、診断内容を比較してみるのも良い方法です。
機器ラインナップと症例数で選ぶ
ピコレーザーにはいくつかの種類があり、機種によって波長や性能が異なります。
また、ピコレーザーだけでなく、Qスイッチレーザーやフォトフェイシャルなど、複数の治療機器を揃えているクリニックの方が、症状に応じて最適な治療法を提案できます。
使用している機器の種類だけでなく、その機器での症例数も重要なポイントで、導入したばかりで経験が少ないクリニックよりも、数百、数千件の実績があるクリニックの方が安心ですよね。
そのため、ホームページに症例写真が豊富に掲載されているか、治療実績が明記されているかをチェックしましょう。
また、医師自身がピコレーザーに関する学会発表や論文執筆を行っているかどうかも、専門性を判断する材料になります。

編集部
さらに、万が一効果が得られなかった場合や、炎症後色素沈着が起きた場合の対応策についても、事前に確認しておくと安心です。
アフターケアの有無で選ぶ
ピコレーザー治療は、施術後のアフターケアが治療結果を大きく左右します。
照射して終わりではなく、その後の経過観察や適切な処置があってこそ、満足のいく結果が得られるんです。
- 施術後の診察が料金に含まれているか
- 処方薬は適切に出してもらえるか
- 何か問題が起きた際にすぐに対応してもらえる体制があるか
を確認しましょう。
また、ホームケアの指導が丁寧かどうかも重要なポイントで、紫外線対策の方法、スキンケアの注意点、内服薬の併用など、日常生活での注意事項をしっかり説明してくれるクリニックは信頼できます。
「何かあったら連絡してください」だけでなく、定期的な経過観察の予約を組んでくれるクリニックであれば、さらに安心です。
長期的な関係を築けるクリニックを選ぶことが、治療成功への近道と言えるでしょう。
よくある質問(FAQ)

ピコレーザー治療を検討している方から、よく寄せられる質問にお答えします。
施術前の不安や疑問を解消して、納得した上で治療を始めましょう。
Q
シミが1回で消えないのは普通?
A
シミの種類や照射モードによっては1回で消えないのは普通です。
特にピコトーニングは5〜10回の継続が一般的で、肝斑やADMの場合はさらに多くの回数が必要になります。
ピコスポットで濃い老人性色素斑を治療する場合でも、シミの深さや濃さによっては2〜3回かかることがあります。
1回で劇的な変化を期待するのではなく、医師と相談して適切な治療計画を立てることが大切です。
治療を始める前に、まずは予想される回数や期間をしっかり確認しておきましょう。
Q
どのくらいで効果が出る?
A
効果を実感できるタイミングは、照射モードとシミの種類によって大きく異なります。
ピコスポットで老人性色素斑を治療した場合、照射直後から反応が見られ、1〜2週間でかさぶたが剥がれる頃には薄くなっていることが多いです。
一方、ピコトーニングの場合は3〜5回目から徐々に変化を感じ始める方が多く、10回終了する頃には明確な改善が見られます。
ADMの場合はさらに時間がかかり、数回の照射を経て少しずつ薄くなっていきます。
焦らず、継続的に治療を受けることが重要です。
Q
シミが黒くなったり濃くなったのは失敗?
A
多くの場合は失敗ではありません。
ピコスポット照射直後にシミが一時的に黒く濃くなるのは、メラニンが反応している正常な過程で、その後かさぶたができて剥がれ落ちることでシミが薄くなります。
また、照射後2週間〜1ヶ月程度で現れる炎症後色素沈着(戻りジミ)も、多くは一時的なもので3〜6ヶ月で自然に消えていきます。
ただし、適切なアフターケアを行わないと色素沈着が長引くことがあるため、紫外線対策や保湿を徹底することが大切です。
もし数ヶ月経っても改善しない場合は、クリニックに相談しましょう。
Q
肝斑は本当に悪化する?
A
不適切な治療を行うと肝斑は本当に悪化します。
肝斑は刺激に非常に敏感なため、ピコスポットのような強い出力での照射や、高すぎる出力でのピコトーニングは禁物です。
これは、刺激によってメラノサイトが活性化し、かえって濃くなってしまうリスクがあるためです。
そのため、肝斑の治療には低出力のピコトーニングを用い、慎重に回数を重ねていく必要があります。
また、肝斑かどうかの診断を誤って、老人性色素斑と間違えて強い照射をしてしまうケースもあります。
だからこそ、肝斑の治療経験が豊富な医師による正確な診断が何より重要なんです。
Q
Qスイッチとどっちがいい?
A
一概にどちらが良いとは言えず、シミの種類や状態によって適した選択が異なります。
ピコレーザーは照射時間が非常に短いため、周囲の組織へのダメージが少なく、炎症後色素沈着のリスクが低いとされています。
また、薄いシミや従来のレーザーでは反応しにくかった色素にも効果が期待できます。
一方、Qスイッチレーザーは長年の実績があり、濃いシミやADMに対しては確実な効果が証明されています。
どちらにも長所と短所があるため、医師と相談して自分のシミに最適な治療法を選ぶことが大切です。
複数の機器を使い分けられるクリニックであれば、より柔軟な対応が期待できます。
まとめ

ピコレーザーでシミが消えない場合、その背景には必ず理由があります。
回数や間隔の不足、シミの種類が適応外である、モードや出力の選択ミス、そして炎症後色素沈着など、主な原因は4つに分類できます。
特に重要なのは、治療前の正確な診断で、肝斑、ADM、老人性色素斑など、シミの種類によって適切な治療法は大きく異なるため、経験豊富な医師による見極めが成功の鍵を握ります。
また、ピコレーザーには3つの照射モードがあり、それぞれ特性が異なります。
濃いシミにはピコスポット、肝斑やくすみにはピコトーニング、肌質改善にはピコフラクショナルと、目的に応じて使い分けることが大切です。
さらに、クリニック選びでは診断力、機器ラインナップ、アフターケア体制の3点を重視しましょう。
ピコレーザー治療は適切に行えば高い効果が期待できる優れた治療法ですが、即効性を求めすぎず、長期的な視点で計画的に取り組むことが重要です。

編集部
不安な点や疑問があれば、遠慮なく医師に相談し、納得した上で治療を進めてくださいね。
正しい知識と適切なクリニック選びによって、理想の美肌を手に入れることは十分可能です。
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