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ピコレーザーでシミが消えない?

ピコレーザーは肌のシミを消す効果的な治療機器です。関心を持っている方は多いでしょう。

しかし、ピコレーザーを使っているのに、シミが消えないと悩んでいる方やシミが増えた・濃くなったという方もいます。

そこでこの記事ではピコレーザーでシミが消えない原因や増える原因を紹介していきます。また、シミを悪化させない効果的な方法も紹介するので、ピコレーザーでの治療をお考えの方は参考にしてみてください。

ピコレーザーでシミが消えないという場合はどんな時?

ピコレーザーを使っているのにシミが消えないという場合は、いくつか原因が考えられます。

例えば、ピコレーザーとひと言でいっても、実はシミに有効な照射方法や肝斑を消すためのものなどがあります。もし異なった方法でピコレーザーをいくら照射したとしても、期待通りの結果は得られないでしょう。

また、ピコレーザーは複数回治療を重ねて、シミを抑制、改善を図っていくものです。1回の照射で全てのシミを消せるものではありません。1回の照射で全てが消えると思っていた場合、シミが消えなかったと感じるかもしれません。

状況やアフターケアの過ごし方でも変わる

肌の状況やアフターケアの過ごし方によっても、シミが消えない場合があります。

例えば、シミはターンオーバーによってメラニン色素が外へと排出されていきます。しかし、肌のターンオーバーが低下していると、スムーズに排出されません。その結果、シミが消えない可能性が考えられます。

また、ピコレーザーを照射した後の肌は、普段よりも敏感です。この時に肌を適切に守らずに刺激を与えてしまうと、シミができたり濃くなったりしてしまいます。

そのため、ピコレーザーを照射したからシミが勝手に消えてくれるというものではありません。その後に肌にストレスを与えないためのケアも大切です。

この記事では適切なケア方法も紹介していきますので、読み進めてくださいね。

ピコレーザーでシミが消えない原因

少し触れましたが、ピコレーザーでシミが消えない原因について、より詳しく解説していきます。シミが消えないと不安がある方は、該当していないかチェックしてみてください。

照射回数が少ない

ピコレーザーでシミが消えないと感じる原因の1つが、照射回数が少ないことです。

ピコレーザーは強力なレーザーでシミの色素を微細な粒子に分解して消していく最新の医療機器です。シミに照射することで、シミの原因であるメラニン色素を少しずつ減少させられます。

しかし、1回の照射で全てのシミを消せるものではありません。1回の照射だけでも効果を実感できる場合が多いですが、通常は全てのシミを消すためには複数回の照射が必要です。

もし数回しか受けていない段階でシミが消えないと判断しているのであれば、シミが薄くなったかどうかを見てみてください。体質やシミの色、深さなどによっては判断が難しいですが、何度か照射を受ければ薄くなっている可能性が高いです。

そのため、途中で判断をするのではなく、必要な回数を全て照射し終えた段階の結果を見て判断するようにしましょう。まだ途中という方は、治療を続けてみてください。

肝斑に照射してしまう

ピコレーザーでシミが消えない原因として考えられるのが、肝斑に照射してしまうことです。

ピコレーザーにはシミに有効な「ピコスポット」や肝斑に効果的な「ピコトーニング」、ニキビ跡に有効な「ピコフラクショナル」の3つがあります。

この内、シミを消すためにはピコスポットをシミに照射しなければなりません。ピコスポットは出力の強いレーザーを集中的に照射して、色素沈着を取り除く方法です。シミの1つ1つに対して照射していくので、大きなシミでも濃いシミでも有効です。

しかし、肝斑に照射してしまうと消えないだけでなく、症状を悪化させてしまう可能性すらあります。

ピコレーザーは照射モードを変えられるので、一人ひとりに合った治療が可能です。しかし、使い方を誤ると、期待通りの効果が得られません。そのため、慎重に自分に合った治療法を選ぶようにしましょう。

ピコレーザーでシミが増える・濃くなるケース

せっかくピコレーザーでシミ治療をしたのに、反対にシミが増えたり濃くなったりしたらショックですよね。しかし残念ながら、このような症状が起こっているのは事実です。

そこでここではピコレーザーでシミが増えたり濃くなったりするケースを紹介していきます。

肌の内部にメラニンが溜まっている

肌の内部にメラニンが溜まっていると、ピコレーザーの刺激によってシミが出てきてしまう可能性があります。

メラニンは紫外線のダメージから体を守るために生成されるので、決して有害なものではありません。しかし、肌に溜まっているとシミの原因になるので、普段から生成を抑えるような工夫が必要です。

特に以下のような人は、肌の内部にメラニンを溜めやすく注意が必要です。

  • 日焼けしやすい人
  • 肝斑がある
  • ターンオーバーが乱れている

ビタミンCやビタミンE、トラネキサム酸などが配合された飲み薬を、あるいはハイドロキノンやトレチノインなどの塗り薬を利用するとメラニンによるシミを改善できます。

ピコレーザーを受けた後にシミが増えたり濃くなったりした場合は、薬を処方してもらうのがおすすめです。

なお、溜まってしまったメラニンは治療をしなくても、シミとなって表面に出てきます。そのため、ピコレーザーによって治療をした後も、場合によってはシミが現れてくることがあります。焦らずに治療を続けると、シミを消していけるでしょう。

炎症後色素沈着が発生する場合

ピコレーザーを照射しても、炎症後色素沈着が発生するとシミが増えたり濃くなったりします。

炎症後色素沈着とは、肌に炎症が起きた後シミのような状態となって残ってしまう現象のことです。ピコレーザーは肌を活性化させるためにレーザーを照射する治療です。肌はダメージを受けるために、メラニンの生成が増えてシミが発生することがあります。

ただし、炎症後色素沈着によるシミは自然と消えていく場合が多いです。半年から1年程度かかる可能性がありますが、心配はほとんどありません。

ピコレーザーで痛みや赤みが消えないケース

ピコレーザーは今までの美容機器よりも、肌に与える負担が小さいのが特徴です。しかし、ピコレーザーの治療後に痛みや赤みが発生してしまうケースもあります。

それでも肌へのダメージが少ないので、数日で収まることがほとんどです。しかし、以下のような人は注意が必要です。

  • 元々肌トラブルを抱えていた人
  • 肌の状態が良くなかった人
  • ピコレーザーとの相性が悪かった人

上記のような人は、ピコレーザーによって肌に刺激を与えると赤みや腫れなどが消えずに残る場合があります。この状態を放置していると、炎症後色素沈着を起こす可能性があります。

ピコレーザー照射後に違和感がずっと続くという人は、治療を受けたクリニックに早めに相談するようにしましょう。

ピコレーザーでシミを悪化させないための対策

ピコレーザーでシミを悪化させないためには、普段の心がけが大切です。そこで、ここではシミに効果的な対策を紹介していきます。

お風呂や洗顔など刺激を控える

ピコレーザーによる治療の後は、肌がかなり敏感になっています。そのため、お風呂や洗顔などでは注意が必要です。

例えば、お風呂で熱いお湯に浸かっている人は、その熱が強い刺激になってしまいます。湯船に浸かるときはぬるま湯にして、肌に刺激とならないようにしましょう。

またしっかりと汚れを落とそうと、ゴシゴシと顔を洗うのも良くありません。強い摩擦は肌にダメージを与えます。洗顔は可能な限り優しくして、洗顔料を泡立ててから擦らないように洗います。また、タオルで顔を拭く時も擦らずに、トントンと優しく丁寧に拭いてください。

なお、治療当日は特に敏感になっているので、お風呂に入ったり洗顔をしたいという人はクリニックで相談しましょう。

保湿ケアなどアフターケアを行う

ピコレーザー後は皮膚が乾燥しやすくなっているので、アフターケアが大切です。特に有効なのが適切な保湿ケアです。

まずは洗顔後は乾燥しやすいので、すぐに化粧水や美容液でうるおいを与えます。その後は水分が蒸発しないように、乳液やクリームで蓋をして仕上げます。化粧水や美容液、クリームなどで適切に保湿ケアをすれば、肌を乾燥から守れるので皮膚を健康に保ちやすくなるでしょう。

徹底的に保湿ケアをして肌への負担を減少させられれば、治療効果を高められます。

かさぶたは剥がさない

肌への刺激はシミを作る要因ですので、かさぶたは剥がさないようにしましょう。

ピコレーザーの治療後は、かさぶたができることがあります。気になるからといって、それを触ったり剥がしたりすると炎症後色素沈着によってシミができてしまいます。

かさぶたは放っておけば自然に剥がれてなくなるものです。スキンケアをする時もできるだけ優しくケアし、刺激とならないようにしましょう。

紫外線対策をする

紫外線対策は1年を通して必要なシミ対策ですが、ピコレーザー後もシミを悪化させないために有効です。

毎日日焼け止めクリームやローションを塗るようにし、定期的に塗り直す習慣も必要です。また、紫外線は窓にフィルムやシートを貼っていないと中に入り込んできます。家にいるからとUVケアを疎かにせず、しっかりとケアをしましょう。

外出時は紫外線防御機能を備えた日傘や帽子、サングラスなどを着用します。ピコレーザー照射後の肌は特に紫外線に弱くなっているので、普段以上のケアを心掛けましょう。

肝斑をみきわめる

肝斑にピコスポットでレーザーを照射すると、刺激によって症状が悪化するリスクが高いです。そのため、ピコレーザーを照射する前にシミか肝斑の見極めが大切です。正確に見極めて正しい方法でピコレーザーで治療を受ければ、シミや肝斑は消えていきます。

ただし、シミか肝斑かの判断は簡単にはできず、クリニックでなければできません。そのため、患者は技術力が高いクリニックを選ぶ必要があります。

クリニックを選ぶ時はホームページや評判、口コミなど情報を集めましょう。高い技術力を確認できれば、安心してピコレーザーの治療を受けられます。

血行が良くなることは控える

ピコレーザーの治療後は、血行が良くなるような行動は良くありません。

肌が乾燥しやすく敏感になっているので、過度に血行が良くなると肌に負担を与えてしまいます。エステやサウナ、激しい運動、飲酒などはせず、安静に過ごすようにしましょう。