フォトフェイシャルはやめたほうがいいって本当？やめるとどうなるか解説！

「フォトフェイシャルはやめたほうがいい」

このような情報を目にして、フォトフェイシャルは肌に悪いのかな？と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から述べると「フォトフェイシャルはやったほうがいい」です。

では、なぜやったほうがいいのか？フォトフェイシャルについての解説に加え、なぜ「フォトフェイシャルはやめたほうがいい」という声があるのかについても調査してみました。

編集部

これからフォトフェイシャルを受けようかどうか迷っている方、現在継続して受けているけれど不安に駆られている方はぜひ参考にしてくださいね。

フォトフェイシャルとは

フォトフェイシャルは、インテンスパルスライト（IPL）と呼ばれる光を肌に照射してさまざまな肌悩みを改善に導く美肌治療です。

美肌治療のなかでも肌にやさしく、痛みも少ないことから、美容医療の入り口として施術を受ける人も多いフォトフェイシャル。

ほとんどの美容施術は、治療後の入浴や激しい運動を控えなければなりませんが、フォトフェイシャルの場合はメイクや洗顔、入浴など日常生活の行動制限がなく、ダウンタイムがほぼないというのも大きな魅力。

ただ、IPLを使用した機器は種類が多く、メニューに明記される名称はクリニックによって異なることもあります。

また、名称だけでなく機器によってできることや特徴が異なりますし、料金にも幅があるのでどれを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。

美肌治療は、自分の症状に合った機器、そして信頼できる医師のもと治療を受けることがなにより大切です。

編集部

そのためには、複数院でしっかりと説明を受け選ぶことが重要となります。

フォトフェイシャルの効果

フォトフェイシャルに用いられるIPLは、さまざまな波長を含んでおり、その1つひとつが異なる箇所に作用する特性をもっています。

IPLはとくに赤、茶、黒の色素に反応しやすく、シミやそばかすの原因となるメラニンや赤みの原因となるヘモグロビンに直接ダメージを与え排出または改善を促します。

また、健康な肌には欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸を生成する線維芽細胞の活性作用もあるため、肌のハリやキメの向上にも効果的。

これらIPLの特性により、シミや小じわ、赤みなど同時にさまざまな症状の改善を促し健康的でクリアな肌に導きます。

フォトフェイシャルの施術では、出力や照射回数などの設定、シミ、そばかす用、赤ら顔用、ニキビ用など、専用の「フィルター」装着により光の波長を変え肌悩みに応じて作用を強化することもできるので、1人ひとりの症状に合わせた治療が可能です。
※フィルターがない機器もあります。

症状別の「フィルター」を装着し作用を強化！

ここで、レーザー治療と何が違うの？このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

フォトフェイシャルとレーザーの違いを下記にまとめたのでご覧ください。

前述のようにフォトフェイシャルは、あくまでもやさしく作用し、効果もおだやか。

1ヵ月程度の間隔を置きながら5回程治療を受けたころに効果を実感するケースが多い傾向にあります。

対するレーザーは、照射エネルギーが強いぶん治療には若干の痛みを伴いますが、即効性があり1～2回の施術で効果を得られやすい治療法です。

加えてレーザー施術後は患部に保護テープを貼る必要があり、1週間程度のダウンタイム期間があります。

症状や求める効果によって適した治療は異なりますが、フォトフェイシャルのメリットは、シミや赤みを薄くするだけではなく色んな波長の光によって顔全体の肌のハリやキメを整える副次的な効果も期待できるところです。

編集部

デメリットとしては、即効性はないため継続的な治療が必要な点です。

なお、下記の体質または状態の方はフォトフェイシャルにより強い副作用を伴う可能性があるため、施術を受けられません。

フォトフェイシャルは効果ないと言われる理由

「フォトフェイシャルは効果がない。」

このような口コミを目にすることもあるのではないでしょうか。

これは、フォトフェイシャル自体をよく知らずに施術を受けてしまった可能性が考えられます。

また、施術を受けたクリニック側の説明が不足していた可能性や、説明を聞き逃した箇所があったという場合もあるでしょう。

編集部

たとえば、濃いシミを早く取りたい方や深いシワを改善したい方に対して、フォトフェイシャルは適していません。

上記のような要望がある方がフォトフェイシャルを受けた場合、肌にやさしく効き目がおだやかなフォトフェイシャルに対して「効かない！」と声を上げる可能性は高いでしょう。

フォトフェイシャルはやめたほうがいい？噂を調査

続いて「フォトフェイシャルはやめたほうがいい」といった噂があるのをご存じでしょうか。

なぜやめたほうがいいと言われているのか、その理由を調査してみたので、フォトフェイシャルを知るためにもぜひ参考にしてください。

フォトフェイシャルは老ける？

ごくわずかですが「フォトフェイシャルは老けるから、やめたほうがいい」という声があります。

こちらの声に対して結論から述べると、フォトフェイシャルで老けることはありません。

老ける可能性があるとすれば、以下の3つが考えられます。

• 適切な間隔を空けずに施術を受けている
• 肌に過剰な負担を与えている
• 施術後のケアが適切でない

フォトフェイシャルによる効果を急ぐあまり、適切な間隔を空けずに施術を受けたり、ピーリングやポテンツァなど他の施術と並行したりと肌にダメージを与えすぎている可能性があります。

また施術直後に顔ぞりやスクラブ洗顔をしていたり、施術直前に日焼けをしておりすでに肌がダメージを負っていたりなど、肌に過剰な刺激を与えた場合、何らかの肌トラブルが現れる可能性は高いでしょう。

また、肌への負担が軽いとはいえ施術後の肌は敏感な状態であり、十分な保湿と紫外線などの外的刺激を避けるといったケアが必須です。

編集部

これを怠ると、乾燥によるシワの増加や肌全体の黒ずみ、色素沈着といった肌トラブルを引き起こし「フォトフェイシャルで老けた」と捉えられる可能性はあります。

フォトフェイシャルでシミや肝斑が濃くなる？

つづいて「フォトフェイシャルはシミが濃くなる」という声もあります。

たしかに、フォトフェイシャルの施術後は一時的にシミが濃くなることもあります。

しかしこれはシミやそばかす、そしてまだ表面化していない隠れシミの色素が、徐々に浮き出ることにより現れる症状であり正常な改善の過程です。

シミやそばかすのあった部分は浮き出てきたメラニンによってかさぶたが形成され、施術後3～7日程度でぽろぽろと剥がれ落ちます。

これを繰り返すことにより、ゆっくりと色ムラの少ない肌に近づいていきます。

また「フォトフェイシャルは肝斑が悪化する」という情報もたくさん出ているので、気になるのではないでしょうか。

たしかにIPL治療は肝斑を悪化させることもあります。

編集部

ただ、前述したようにIPLを用いたマシンの種類は多く、肝斑治療に向かない機器もあれば、肝斑に有効な波長や出力に調整できる機器も存在します。

肝斑悪化のリスクを避けるにはまず、肝斑とシミを見分けられる経験豊富な医師のもとで治療を受けることが大切です。

フォトフェイシャルで肌が老化する？

続いて「フォトフェイシャルによって肌が老化する」という意見も見られました。

こちらも先ほどの「老ける」と同様、フォトフェイシャルで肌の老化が加速することはありません。

フォトフェイシャルに限らず美肌治療すべてに言えることですが、アフターケアは施術の効果を左右するとも言われています。

編集部

丁寧なケアで高い効果を得られることもありますが、ケアを怠れば効果を得られない、または悪化することもあります。

施術を行うクリニック側は、施術によるリスクはもちろんアフターケアの重要性やその方法を必ず説明しているはず。

そのため、担当医師の指示に従うことがさまざまな肌トラブルを避けるカギといえるでしょう。

フォトフェイシャルはやめるとどうなる？

フォトフェイシャルをやめるとどうなるのか、と心配の声も一定数見られます。

メンテナンス的に継続する方も多いので、やめたら急激に肌が衰えるのではないかという心配もあるのでしょう。

また、治療を始めたけど途中でやめてもいいのかな？と迷う方もいらっしゃるかもしれません。

IPLは、今後出現するシミや肌トラブルの予防効果もあるため新たなシミができやすくはなりますが、治療を中断した場合でも急激にシミやシワが増えることはありません。

また、フォトフェイシャルを始めたばかりの方に対しても、急激な変化が現れることはまずないので、治療を中断しても大丈夫です。

編集部

ただ、フォトフェイシャルを続ければ健康的でキレイな肌状態を保ちやすいですし、やめるとゆるやかにその効果は薄れると理解しておきましょう。

フォトフェイシャルはやめたほうがいい？まとめ

今回はフォトフェイシャルの悪い評判を中心にお伝えしました。

フォトフェイシャルの詳細や効果を含め、悪い口コミを調査しましたが、自身で防げる場合がほとんどという印象でしたね。

フォトフェイシャルは下記のような方におすすめな美肌治療です。

アフターケアの重要性を理解していれば、フォトフェイシャルによって老けることもありませんし、シミが悪化することもありません。

また、信頼できる医師のもとで治療を受けることもリスク回避の大切なポイントです。

美肌治療に興味をお持ちなら、フォトフェイシャルから始めてみてはいかがでしょうか。