クマ取りの痛みは？麻酔は痛い？ダウンタイム中の痛みも解説！

クマ取りの痛みが怖い女性

クマ取りの痛みはどの程度なの？
クマ取り治療後の痛みも気になる

このように、クマ取り治療の痛みが不安でカウンセリングを受けるのを迷っている方は多いはず。

クマの治療は副作用が少なくダウンタイムが短いにもかかわらず、明らかな若返りを期待できる施術です。

また、迷いに迷って治療を受けた結果、もっと早くやればよかった…という声が多く見られる治療でもあります。

今回はクマ取り治療の痛みが不安な方に、施術からダウンタイムにかけての痛みについて詳しく解説します。

本記事をきっかけに、ぜひクマ悩みの解消に向けて1歩踏み出してくださいね。

編集部

目の下のクマ取りは痛い？

クマ取り治療は大掛かりな美容整形とは違い、痛みや体の負担が非常に少なく気軽に受けられる美容施術の1つです。

とはいえ、若干ですが体への負担はありますし、ある程度の痛みは伴います。

まずは、クマのタイプや原因、それぞれのクマに適した治療法を下記にまとめたのでご覧ください。

編集部

茶クマや青クマの場合はセルフケアによってある程度症状の改善を見込めますが、医療レーザーや注入治療であればより早い効果を期待できます。

ただし黒クマの改善方法は基本的に美容施術のみであり、セルフケアでの改善は見込めません。

黒クマの改善に有効な脱脂法は数ミリの切開を伴うため、3つのクマタイプの中で言えば体への負担が大きい治療となります。

黒クマの治療は目の下の脂肪をまぶたの裏側から取り除き、必要であれば脂肪やヒアルロン酸などを注入します。

また、皮膚を切開し脂肪を移動させたうえで、シワの原因となる皮膚を切除する切開法をおこなう場合もあります。

なお、いずれの施術も次項で説明する麻酔を使用しておこなうため、痛みに関して心配はいりません。

クマ取り施術の麻酔の痛み

茶クマに対して有効とされる医療レーザーは、輪ゴムをバチンと弾いたときのような痛みを伴う場合があります。

この痛みに対して施術前に麻酔クリームや麻酔テープなどを使用し、痛みの軽減をおこないます。

また茶クマや青クマの治療に用いられる注入治療、黒クマの治療として行われる脱脂法に関しても、基本的に麻酔を使用するため施術中に強い痛みを感じることはありません。

クマ取りに使用される麻酔は主に以下の種類です。

編集部

施術中の緊張や不安は副作用が強く出る原因にもなりうるため、上記のような麻酔を駆使して痛みを抑えてくれるクリニックは多いです。

笑気麻酔で気持ちを落ち着かせ静脈麻酔を注入した時点で眠ってしまい、その後の局所麻酔の痛みを覚えていないケースも多いのだとか。

編集部

また、施術後72時間痛みを抑えられるエクスパレル麻酔を使用するクリニックもあります。

痛みに弱い、または不安な方は、使用する麻酔に注視して治療を受けるクリニックを選んでもよいかもしれませせん。

しかし「すごく痛かった！」という声を目にすることもあるでしょう。

それはなぜなのでしょうか？

これは各クリニックで使用する麻酔が異なる点と、麻酔の深さが適切ではなかった可能性も考えられます。

編集部

また、治療を受けた方が麻酔の効きにくい体質だった可能性もあります。

体質の場合は避けられませんが、痛みのリスクを抑えるためには、以下のことに注意してクリニック選びを進めましょう。

• 痛みへの配慮があるクリニックであること
• 十分な実績と経験を持つ医師による施術であること
• 技術と共に麻酔にも精通した医師であること

上記に加え、SNSでの口コミなどもチェックしておくことをおすすめします。

クマ取りのダウンタイム中の痛み

続いてダウンタイム中の痛みについてですが、こちらに関しても強い痛みが出ることはほとんどありません。

茶クマに使用される種類のレーザーであれば、施術直後は腫れや熱感を感じやすいものの、多くの場合1～3日程度で治まります。

編集部

脱脂法や注入治療、切開法の場合でも、施術後3日程度は鈍痛や筋肉痛に似た痛みを感じやすくなりますが、クリニックで処方される痛み止めでコントロールできる範囲です。

我慢できないほどの痛みを伴うことはありません。

施術後の痛みが心配であれば我慢する必要はなく、痛みが出る前に薬を服用しましょう。

そうすることで痛みの軽減はもちろん、抗炎症作用により早い回復が期待できます。

また、72時間麻酔が持続するエクスパレル麻酔を使用するクリニックであれば、より快適に痛みの少ないダウンタイムを過ごせるでしょう。

クマ取りのダウンタイムについて

さきほど少し触れましたが、ダウンタイム中の症状や過ごし方について詳しく説明します。

施術ごとのダウンタイムの期間や症状、リスクは以下の通りです。

期間に若干の違いはありますが、ダウンタイム中はいずれの治療も鈍痛や腫れ、赤みなどが現れます。

これは回復する過程で起こりやすい症状で、人によって出かたはさまざまです。

また、上記のようなリスクを伴う点は理解しておいてください。

それではダウンタイム中の症状について詳しく見ていきましょう。

編集部

クマ取りのダウンタイム中の腫れ

まず茶クマの治療に用いられるレーザー治療の場合、腫れはほんの軽度で数時間後には治まる場合がほとんどです。

脱脂法や注入治療の場合は施術後1～3日がもっとも腫れやすい期間で、その後徐々に治まり7日後には若干のむくみ程度に落ち着きます。

編集部

腫れについてはかなりの個人差があり、たとえば脱脂法を受けたあとに腫れがほとんど現れず、すぐに仕事や学校など日常生活に戻る方もいれば、1週間経ってようやく腫れが引いたというケースもあります。

また、切開法の場合は、肌表面にメスを入れる施術のため他のクマ治療に比べて腫れが出やすく、回復までの期間も少し長めです。

施術後1～3日が腫れのピークで、その後7～14日ほどかけて徐々に治まります。

レーザー以外の治療については、ダウンタイムを経過したあとも目立たない程度のむくみは続き、約1ヵ月後には完全に落ち着きます。

ですので、完成形は1ヵ月後と捉えておきましょう。

クマ取りのダウンタイム中の内出血

つづいてダウンタイム中の内出血ですが、レーザー治療の場合はほぼ現れることはありません。

しかし脱脂法や注入治療などそのほかの施術の場合、顔に青あざのような内出血が現れるケースはめずらしくありませんし、腫れよりも長引くことが多いです。

編集部

とはいえ1週間も経過すればメイクで隠せる程度には落ち着き、1ヵ月後にはほとんど目立たなくなります。

ただ内出血については、特定の施術において強く現れる箇所があります。

黒クマの治療は目の下の脂肪を脱脂法で取り除き、周辺のコケた部分に脂肪を注入するというように2つの施術をセットでおこなう場合も多いです。

注入する脂肪は通常、自身の太ももやお尻などから採取し処理してから目の下に注入します。

その場合、顔ではなく脂肪採取箇所に内出血が現れます。

範囲も手のひら程度と大きく、しばらくは筋肉痛のような痛みが続くでしょう。

ただこちらも薬で痛みの軽減は可能ですし、内出血も1ヵ月程度でかなり落ち着きます。

クマ取りのダウンタイム中の過ごし方

施術後の腫れや内出血を最小限に抑え患部の回復を早めるためには、ダウンタイム中の過ごし方がとても大切です。

ダウンタイム中に避けるべき行為は下記のとおりです。

上記を見てお分かりのとおり、血流を促進するような行動は患部の回復を遅らせる可能性があるためNGです。

同じ理由で、長時間スマホを見たり小さな文字を読んだりして目を酷使するのもよくありません。

一方、ダウンタイム中に適した過ごし方は下記のとおりです。

頭に血流が集中すると患部の痛みを感じやすくなるため、いつもよりも高い枕で眠りましょう。

加えて、横や下を向いて眠ると体重のかかった部分の腫れが強く出ることがあるため、仰向けの姿勢を崩さないようクッションや枕等で工夫してみてください。

また、患部の腫れや熱感、ほてりなどを感じるときは、そっと冷やしましょう。

できれば2～3日仕事や学校は休暇をとり、ゆっくり過ごすことをおすすめします。

その他、メイクや入浴などの開始時期は下記のとおりです。

当日や翌日から洗顔やシャワーもOKですが、なるべく患部を濡らさないよう気を付けてください。

また、メイクも翌日可能な場合が多いですが、濃いアイメイクは1週間程度経ってからの方がよいでしょう。

クマ取りでよくある質問

ここからはクマ取りの施術について、よくある質問とその回答を紹介します。

クマ取りはダウンタイム中に冷やすべき？

ダウンタイム中に患部を冷やすのは、腫れや炎症を最小限に抑え回復を促す良い方法です。

施術後1～3日程度は積極的に冷やしましょう。

発熱時に使用する冷えピタなどを利用すると便利に冷やせるので、活用してみてください。

ただし、冷やしすぎると凍傷のリスクをともなうため、氷などを使用する場合は注意しましょう。

編集部

まとめ

今回はクマ取り治療に伴う痛みについて詳しく解説しました。

痛みが不安で治療を諦めてしまう方も多い美容施術ですが、クマ取り治療は強い痛みを伴うことはありません。

そして、より痛みのリスクを抑えた治療を実現するポイントは以下の5つです。

• 痛みへの配慮があるクリニックを選ぶ
• 十分な実績と経験を持つ医師のもと治療を受ける
• 技術と共に麻酔にも精通した医師を選ぶ
• 施術後は安静に過ごす
• 施術後3日程度は患部を冷やす

痛みに配慮のあるクリニックはたくさん存在します。

勇気を出して、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。