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エリシスセンスのダウンタイムはどのくらい?過ごし方や早く治すコツはある?

エリシスセンスの施術をお考えの方は、ダウンタイムが心配ではありませんか。副作用によるダウンタイムが長い間続くなどと聞いたこともあるでしょう。期間によっては無事にできるか不安になります。

そこでこの記事では、エリシスセンスのダウンタイムはどれくらいなのかを紹介していきます。また、ダウンタイムの適切な過ごし方や早く治すコツについても触れていきます。

エリシスセンスの施術後のダウンタイムに不安があるという方は、参考にしてください。読んでいただければ、エリシスセンスの副作用を悪化させずにダウンタイムを短くできますよ。

エリシスセンスのダウンタイムは短い!

エリシスセンスのダウンタイムは、ダーマペンやポテンツァと比べて短いのが特徴です。

マイクロニードルを使った他の美容医療機器の場合、回復までに短くても2~3日かかるのが一般的です。しかし、エリシスセンスの場合は、早ければ数時間で回復します。今までダーマペンやポテンツァを使って治療されていた方なら、驚くほどの速さでしょう。

その大きな理由の1つが、エリシスセンスに搭載された最新技術です。エリシスセンスには特許技術である「ダブルショット機能」により、肌への負担を大きく軽減できます。

ダブルショット機能とは

1回のショットで異なる皮膚層に高周波エネルギーを照射する技術のことです。従来機であれば2回ショットが必要な治療を、エリシスセンスであればたった1回で完了できます。

美容医療で使うニードルは極細ですが、お肌に何度も刺すと一時的に皮膚に大きなダメージを与えてしまうでしょう。そのダメージが副作用を誘発して、ダウンタイムの長期化の原因となります。

エリシスセンスは治療に必要なマイクロニードルの刺入回数を最小限に減らせるので、ダウンタイムや施術時間を大幅に短縮できます。

また、ニードルを何度も繰り返し刺していると、次第に感じる痛みが強くなっていきます。麻酔を塗布したとしても、耐えられない方もいるでしょう。しかし、エリシスセンスは刺入回数が少なく済むので、治療に耐えやすくなります。

なお、エリシスセンスのダウンタイムは肌質や体調、症状などにもよりますが、軽いものなら「当日」です。

エリシスセンスのダウンタイムに関しては後章で詳しく紹介しますので、もっと詳しく知りたい方は読み進めてください。

エリシスセンスの針の種類によってもダウンタイムの期間は違う

エリシスセンスのダウンタイムは、基本的には当日から数日です。しかし、治療方法や使用する針の種類によってダウンタイムは少しずつ違います。

例えば、ニキビ跡や毛穴、小じわ、肌のたるみ、肌質改善などを目的とした治療に用いる「25PIN」の場合は、ダウンタイムが短い傾向にあります。25PINがターゲットとする皮膚層は真皮層のみです。

マイクロニードルの先端部分のみからしか高周波エネルギーを照射しないので、肌への負担は比較的小さくて済みます。そのためダウンタイムは短いです。

一方で、25PINでは効果が感じられなかった化膿や深いしわ、深い傷の場合に使う「49PIN」は、ダウンタイムが長くなる傾向にあります。49PINがターゲットとするのは真皮層から表皮層までの幅広いエリアです。

高周波エネルギーはマイクロニードル全体から照射されるので、肌にかなりの負担がかかります。そのため、ダウンタイムは「25PIN」と比べて長いです。

つまり、エリシスセンスは他の機器と比べるとダウンタイムは短いですが、用いるニードルによってその長さは変わります。ダウンタイムが気になる方は、カウンセリングの時に医師に相談するようにしてください。

エリシスセンスのダウンタイム時の過ごし方

エリシスセンスのダウンタイム中は、お肌に刺激を与えないことが何よりも大切です。特に以下の3点には注意してください。

  • お肌を刺激する
  • 身体を温める
  • 紫外線を受ける

治療のためにマイクロニードルを刺しているので、施術直後はお肌が炎症を起こしています。そのため、赤みがあったりヒリヒリと敏感になったり、熱っぽく感じたりするでしょう。

しかし、気になっても触ったり押したりしないようにしてください。お肌に刺激を与えると、症状が悪化する可能性があります。

また、施術直後は洗顔やメイクは控えましょう。顔を隠したいという場合は、マスクやサングラスなどのアイテムを使うのがおすすめです。

体が温まって血行が良くなると、赤みや腫れが悪化する場合があります。そのため、入浴やシャワーに関しても、当日はおすすめできません。ジョギングや筋トレなどの運動、アルコールの摂取、サウナも控えた方が安心です。

ダウンタイム中にお肌を刺激しないためにも、体を温めないようにしましょう。

紫外線も施術後の敏感なお肌にはダメージが大きいです。そのため、紫外線対策もいつも以上に気を付けて行ってください。

例えば、帽子やマスクでお肌を守ったりUVケアを徹底したりして、紫外線からお肌を守りましょう。施術後に紫外線を受けると炎症や色素沈着を起こすリスクがあるので、しっかりとした紫外線対策が欠かせません。

エリシスセンスのダウンタイムを早く治すコツはある?

エリシスセンスのダウンタイムを早く治すコツは、2つあります。

  • スキンケアを徹底的に行う
  • お肌への刺激を避ける

エリシスセンスの施術後はお肌がダメージによってバリア機能が低下しています。刺激に弱くなっているのでスキンケアを徹底的に行うことで、お肌を守ることが大切です。

美容成分が豊富に含まれた美容液や乳液などを利用すると良いでしょう。また、肌再生や鎮静効果があるパックやお化粧品を使うのも効果的です。

副作用による症状は基本的には自然に回復していきます。しかし、スキンケアを徹底的に行うことで、回復を早められるでしょう。

また、症状が出ている部分が気になるからといって、刺激を与えるのは良くありません。「ダウンタイムの過ごし方」でも紹介した通り、触ったり紫外線に当たったりすると症状が悪化してしまいます。

できる限りお肌への刺激を避けるようにしましょう。エリシスセンスの副作用は多くの場合ひどくならないので、お肌に刺激がなければスムーズに症状が治まっていきます。

他の施術とのエリシスセンスのダウンタイム比較表

エリシスセンスとダーマペン・ポテンツァの中で迷っている方の中には、ダウンタイムを比較して決めたいという方もいるでしょう。

そこでここでは、それぞれの一般的なダウンタイムの目安を比較して紹介していきます。

症状エリシスセンスダーマペンポテンツァ
赤み1~2日2~5日程度1~3日程度
腫れ1~2日2~5日程度1~3日程度
内出血1~2日2週間程度1~2週間
皮膚の剥け数日から2週間程度1~2週間1~2週間
化粧のりの悪さ数日から2週間程度1~2週間1~2週間
熱感や痒み数日から2週間程度1~2週間1~2週間
一時的な色素沈着3~6ヵ月程度3~6ヵ月程度3~6ヵ月程度

エリシスセンスはダブルショット機能があるので、他の機器と比べて短い傾向にあります。また、高周波エネルギーには止血効果があるので、内出血に関しても出にくく早く回復します。

ダーマペンは他の機器と比べるとダウンタイムが長いですが、治療部位や治療目的によってニードルの深さを変えるので、治療方法によってダウンタイムの期間は異なります。

例えば、ニキビやニキビ跡はターゲットが表皮でニードルの長さが0.2mm程度ですので、ダウンタイムは短めです。しかし、小じわや肌質改善はターゲットが真皮層でニードルの長さが0.8mm程度ですので、もう少し長くなるでしょう。

ポテンツァはエリシスセンスと同様に高周波エネルギーを照射するので、ダウンタイムは短い傾向にあります。また、ポテンツァにはダブルショット機能はありませんが、ニードルを刺すスピードや深さを変える機能があります。

そのため、お肌の状態に合わせて調節ができるので、ダーマペンと比べると皮膚への負担の軽減が可能です。

なお、ポテンツァはチップが14種類あり、ニードルを使わないものもあります。ニードルがないチップであれば肌へのダメージを抑えられるので、ダウンタイムはほとんどありません。

エリシスセンスのダウンタイム時の副作用・症状の特徴

エリシスセンスの副作用としては「赤み」「腫れ」「内出血」「熱感」「皮膚の剥け」「化粧のりの悪さ」「一時的な色素沈着」などがあります。

ここではそれぞれの特徴を紹介していきます。

症状症状の特徴ダウンタイムの期間有効な対策
赤み傷を治すために
血流量が増えるために、肌が赤くなる
1~2日・お肌に刺激を与えない
・メイクでカバー可能
腫れニードルを深く刺す治療の場合に、
起こりやすい症状
1~2日・腫れが自然に収まるまで刺激を与えない
・マスクなどでカバーすると良い
内出血ニードルを刺すので、
内出血を起こす場合があります
はじめは紫になり
黄色っぽくなって治癒していきます
1~2日・血流が良くなることをしない
・10日程続く場合は医師に相談する
皮膚の剥けニードルを刺すので、
皮膚が剥けてかさぶたができます
数日から2週間程度・掻いたり触ったりしない
・スキンケアを徹底する
化粧のりの
悪さ
お肌がザラザラとした状態になり、
化粧がいつも通りしにくくなります
数日から2週間程度スキンケアの徹底
一時的な
色素沈着
ごくまれに炎症によって
色素沈着が起こる場合があります
3~6ヵ月程度紫外線対策や保湿ケア

エリシスセンスは副作用が出にくい治療ですが、症状やダウンタイムには個人差があります。一般的な目安の期間に治るケースが多いですが、回復しない場合や不安がある時は医師に相談をするのがおすすめです。

特に、痛みが増していたり赤みが広がったりして、症状が悪化している時はすぐに医師の診察を受けましょう。副作用に対して適切に対処すれば、エリシスセンスで期待通りの効果を得られるでしょう。