バイリズン(BYRYZN)

目元や口周りの乾燥、小じわ、ハリ不足——こうした肌の悩みは、年齢を重ねるごとに気になるものです。バイリズン(BYRYZN)は、韓国HUGEL社が開発した低架橋ヒアルロン酸を使用した次世代のスキンブースターで、肌の内側から潤いとハリを取り戻す注目の肌育注射です。特に乾燥しやすく繊細な部位への注入に適しており、自然な仕上がりを求める方にぴったりの治療法として、多くの美容クリニックで導入が進んでいます。

バイリズン(BYRYZN)とは

バイリズン(BYRYZN)は、低架橋ヒアルロン酸をメインとした韓国発のスキンブースターです。肌質改善注射として開発されたこの製剤は、ヒアルロン酸濃度が非常に高く、皮膚の保湿力を高めながら、ハリ・ツヤ・弾力を引き出す効果が期待できます。注入後は肌が内側からふっくらと潤い、キメが整いやすくなるため、肌質そのものの底上げを実感しやすい治療といえます。

スキンブースターとしての位置づけ(肌育注射)

スキンブースターとは、肌の深層に美容成分を直接届けることで、肌本来の力を育てる「肌育注射」のことを指します。バイリズンは、ジュビダームボライトやレスチレンヴィタールなどと同じ低架橋ヒアルロン酸系スキンブースターの仲間ですが、ヒアルロン酸含有量が従来製品の約1.7倍と高いのが大きな特徴です。この高濃度ヒアルロン酸が、肌の保水力を飛躍的に高め、長期にわたって潤いを維持します。また、線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促進するため、注入直後の即効性だけでなく、時間をかけて肌質が改善していく持続的な効果も魅力です。

製剤の特徴

バイリズンには、他のスキンブースターにはない独自の技術と配合成分が詰まっています。まず、架橋剤の使用を最小限に抑えた低架橋製法により、製剤自体が非常に柔らかく、肌への親和性が高い点が挙げられます。これにより、注入後も自然になじみ、膨らみすぎることがありません。また、ヒアルロン酸ゲル粒子が極めて微細であるため、注入部位が青白く見える「チンダル現象」のリスクが低減されています。目の下や目の上など、皮膚が薄く繊細な部位にも安心して使用できるのが大きな利点です。さらに、アミノ酸・ペプチド・ミネラルといった保湿サポート成分も配合されており、ヒアルロン酸単体よりも多角的に肌にアプローチできる設計となっています。弾性と粘性のバランスが絶妙で、即効性の高い保湿効果を実感しやすい製剤といえるでしょう。

こんなお悩みにおすすめ

バイリズンは、乾燥や小じわ、ハリ不足といった加齢による肌悩みに幅広く対応できる治療法です。以下のようなお悩みをお持ちの方に特におすすめします。

  • 乾燥・キメの乱れ・ツヤ不足
  • 目元や口周り小じわ
  • 首のしわ
  • ハリ感が落ちた、メイクのりが悪い

バイリズン(BYRYZN)で期待できる効果

バイリズンは、単に水分を補うだけでなく、肌の内側から質そのものを改善する効果が期待できます。注入されたヒアルロン酸が肌深層に留まり、保水力を高めることで、乾燥による小じわやカサつきを改善します。さらに、線維芽細胞を刺激してコラーゲン生成を促すため、肌にハリと弾力が戻り、ふっくらとした若々しい印象へと導きます。

うるおい・ツヤ・ハリへのアプローチ

バイリズンが得意とするのは、肌の保湿力を根本から引き上げることです。高濃度ヒアルロン酸が角質層だけでなく真皮層にまで浸透し、長期にわたって水分を保持します。その結果、肌表面にはツヤが生まれ、メイクのりも格段に良くなります。また、アミノ酸やペプチドといった美容成分が肌のバリア機能をサポートし、外部刺激から肌を守りながら、内側からふっくらとしたハリ感を引き出します。施術後すぐに感じられるもちもち感と、数週間かけて実感できる肌質の底上げ、両方が期待できるのがバイリズンの大きな魅力です。

効果の出方・持続の目安

バイリズンは注入直後から保湿効果を実感しやすい製剤ですが、最大の効果を得るには時間をかけた肌の再生プロセスが重要です。施術直後〜数日は肌がしっとりと潤い、ツヤが出やすくなります。その後、2〜4週間かけて徐々にコラーゲン生成が促進され、ハリや弾力が増していきます。1回の施術でも変化を感じる方は多いですが、理想的な肌状態を目指すには、1ヶ月間隔で2〜3回の施術を行うことが推奨されています。効果の持続期間は個人差がありますが、おおむね3〜6ヶ月程度とされており、その後はメンテナンスとして半年に1回程度の施術を続けることで、美しい肌状態を維持しやすくなります。

注入部位・適応部位

バイリズンは、顔全体はもちろん、首や手の甲など、乾燥やしわが気になる幅広い部位に対応可能です。特に適しているのは、目の下・目の上・目尻・口周り・頬・額・首などの部位です。これらは加齢とともにボリュームが減少し、乾燥が目立ちやすい箇所であり、バイリズンの高い保湿力と自然な仕上がりが最も活きる領域といえます。チンダル現象が起こりにくい特性を持つため、皮膚が薄い目元への注入も安心です。

バイリズン(BYRYZN)の施術方法

バイリズンの施術は、医師の手打ち注射または専用機器を用いて行われます。いずれの方法も、肌の深い層(真皮層)に微量ずつ細かく注入していくことで、効果を最大限に引き出します。

注入方法(医師手打ち・機械導入)

医師による手打ち注入の場合、1ヶ所あたりごく少量(0.01〜0.03ml程度)を皮膚の深層に細かく注入していきます。片頬で30〜100ヶ所程度の注入ポイントを設けることで、均一かつ自然な仕上がりを実現します。一方、水光注射専用機器を使用する場合は、より正確な深さと量でスピーディーに注入できるため、痛みや施術時間を抑えたい方に適しています。どちらの方法も効果に大きな差はなく、患者様の希望や肌の状態に応じて選択できます。

痛みへの配慮(麻酔)

バイリズンの注入時には、細い針を使用するため痛みは比較的軽微ですが、痛みに敏感な方や広範囲への注入を希望する方には、表面麻酔クリームの使用が推奨されます。麻酔クリームを塗布後20〜30分程度で効果が現れ、施術中のチクッとした痛みをほとんど感じずに済みます。また、製剤自体が柔らかく肌になじみやすいため、注入時の圧迫感や違和感も少ないのが特徴です。

他施術との併用

バイリズンは、他の美容施術と組み合わせることで、さらに高い相乗効果が期待できます。例えば、ボトックス注射と併用することで、表情じわの改善と肌質改善を同時に行えます。また、レーザー治療やピーリングなどの肌再生施術と組み合わせれば、より立体的で総合的なエイジングケアが可能です。ただし、施術の組み合わせや順序については、医師との十分なカウンセリングが必要ですので、希望する場合は事前に相談しましょう。

施術の流れ

  1. カウンセリング
    医師が肌の状態を診察し、お悩みや希望を伺います。施術内容、期待できる効果、リスクについて詳しく説明を受けます。
  2. 洗顔
    施術部位のメイクや汚れを落とし、清潔な状態にします。
  3. 麻酔(必要に応じて)
    痛みが心配な方には表面麻酔クリームを塗布し、20〜30分待ちます。
  4. 注入
    治療部位をマーキングし、消毒後、バイリズンを丁寧に注入していきます。施術時間は15〜30分程度です。
  5. アフターケア説明
    施術後の注意事項やケア方法について説明を受け、問題がなければそのまま帰宅できます。

治療回数・頻度の目安

  • 初回〜複数回の目安
    1回の施術でも効果を実感できますが、より理想的な肌状態を目指す場合は、1ヶ月間隔で2〜3回の施術を推奨します。回数を重ねるごとに肌質が底上げされ、ハリや潤いが持続しやすくなります。
  • メンテナンス頻度
    初回コース終了後は、効果を維持するために3〜6ヶ月ごとのメンテナンス施術がおすすめです。定期的に続けることで、エイジングサインの進行を緩やかにし、若々しい肌を保ちやすくなります。

ダウンタイム・施術後の注意点

バイリズンは比較的ダウンタイムが少ない施術ですが、注入直後には一時的な症状が現れることがあります。事前に把握しておくことで、安心して施術に臨めます。

ダウンタイム

施術後には、以下のような症状が現れることがあります。

  • 赤み:注射針による刺激で、数時間〜数日間赤みが出ることがあります。
  • 腫れ・膨疹:注入部位がポツポツと盛り上がり、軽く腫れることがあります。通常は3〜4日程度、長くても1週間以内に軽快します。
  • 内出血:針を刺すため、まれに内出血が生じることがありますが、1〜2週間程度で自然に消失します。
  • つっぱり感:施術当日〜数日間、肌に軽いつっぱり感を感じることがありますが、2〜3日で落ち着きます。

これらの症状は個人差がありますが、多くの方が日常生活に支障なく過ごせる程度です。ファンデーションやコンシーラーでカバーできることがほとんどです。

当日〜1週間の注意点

施術後の肌は一時的にデリケートな状態になっているため、以下の点に注意しましょう。

  • サウナ・長時間の入浴:血行が促進されると腫れや内出血が悪化する可能性があるため、施術当日〜数日間は控えめにしましょう。シャワーは当日から可能です。
  • 飲酒:当日の飲酒は控え、翌日以降も適度にしてください。
  • 激しい運動:1週間程度は激しいトレーニングやスポーツを控えてください。
  • メイク:施術翌日から可能ですが、注入部位を強くこすらないよう優しく行いましょう。
  • マッサージ:治療部位を強く押したり揉んだりするのは1週間程度避けてください。
  • 日焼け:紫外線は肌への刺激となるため、日焼け止めをしっかり塗り、紫外線対策を徹底しましょう。

リスク・副作用

  • 膨疹、内出血、アレルギー等
    上記で述べた通り、赤み・腫れ・内出血・膨疹などは起こりうる症状です。また、ごくまれにヒアルロン酸や架橋剤に対するアレルギー反応が出る可能性があります。過去にヒアルロン酸製剤でアレルギーを起こした方は、事前に医師に申告してください。
  • 受診目安
    通常のダウンタイムを超えて、強い腫れや痛み、熱感が続く場合、または注入部位が硬くなる、感染の兆候がある場合は、速やかに施術を受けたクリニックに連絡し、診察を受けてください。

バイリズン(BYRYZN)の料金相場

バイリズンは自由診療のため、クリニックによって料金設定が異なります。一般的な相場としては、1本(1.1ml)あたり8万円〜10万円程度です。複数回コースや複数本使用の場合、割引が適用されることもあります。

部位別の使用量目安

施術部位によって必要な薬剤量が異なります。以下は一般的な目安です。

施術部位使用量目安
頬全体2本(2.2ml)
顔全体3本(3.3ml)
額全体1本(1.1ml)
首全体2本(2.2ml)
首の横じわのみ1本(1.1ml)
手の甲2本(2.2ml)

気になる小じわや乾燥部位へのポイント注入も可能ですので、カウンセリング時に希望を伝え、最適なプランを提案してもらいましょう。

バイリズン(BYRYZN)に関するよくある質問

Q1.何回で変化が出る?

多くの方が1回目の施術後、数日〜2週間程度で肌の潤いやハリ感の変化を実感されます。ただし、より理想的な肌質改善を目指す場合は、1ヶ月間隔で2〜3回の施術を推奨します。回数を重ねるごとに効果が積み重なり、持続期間も長くなる傾向があります。

Q2.痛みは?麻酔は必要?

バイリズンは細い針を使用するため、痛みは比較的軽微です。多くの方が麻酔なしでも我慢できる程度ですが、痛みに敏感な方や広範囲への注入を希望する方には、表面麻酔クリームの使用をおすすめします。麻酔を使用すれば、ほとんど痛みを感じずに施術を受けられます。

Q3.ダウンタイムはどれくらい?

個人差はありますが、赤みや腫れ、膨疹などのダウンタイムは数日〜1週間程度で落ち着くことがほとんどです。内出血が出た場合も、1〜2週間で自然に消失します。施術翌日からメイクが可能ですので、日常生活への支障は少ないといえます。

Q4.いつからメイクできる?

施術当日は注入部位への刺激を避けるため、メイクは控えることが推奨されますが、施術翌日からはメイクが可能です。ただし、注入部位を強くこすったり圧迫したりしないよう、優しく丁寧に行ってください。

Q5.他の肌育注射(ジュベルック・リジュラン等)との違いは?

バイリズンは低架橋ヒアルロン酸系スキンブースターで、ジュビダームボライトやレスチレンヴィタールと同じカテゴリーに属します。最大の違いは、ヒアルロン酸含有量が他製品の約1.7倍と高く、保湿効果が非常に優れている点です。また、チンダル現象が起こりにくいため、目元など繊細な部位にも安心して使用できます。一方、リジュランやジュベルックはPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)やPLLA(ポリ乳酸)を主成分とし、コラーゲン生成に重点を置いた製剤です。肌の悩みや目指す効果に応じて、医師と相談しながら最適な製剤を選びましょう。


バイリズン(BYRYZN)は、高濃度ヒアルロン酸による優れた保湿力と、自然な仕上がりを両立した次世代のスキンブースターです。肌本来の力を育て、内側から輝く美しい肌を目指しましょう。