ベラコリン(Bellacollin)

「二重あごが気になる」「フェイスラインをすっきりさせたい」と感じていませんか?ベラコリン(Bellacollin)は、切らずに下顔面の脂肪にアプローチできる注射治療です。メスを使わず自然な仕上がりを目指せるため、手術に抵抗がある方にも選ばれています。数週間かけて徐々に効果が現れ、脂肪細胞そのものを減らすことで長期的な改善が期待できます。

ベラコリンとは|施術概要

ベラコリン(Bellacollin)は、下顔面の脂肪を減らすために開発された脂肪溶解注射の一種です。主に二重あごやフェイスラインのもたつきなど、顔の輪郭を整えるための注射治療として使用されます。

従来の脂肪溶解注射と同様に、注射によって脂肪細胞の分解を促進し、体内の代謝によって自然に排出させるメカニズムを持っています。脂肪吸引や外科手術のようにメスを使わないため、ダウンタイムが比較的少なく、日常生活への影響を最小限に抑えながら施術を受けることができます。

輪郭注射・フェイスライン注射とも呼ばれるこのカテゴリーの治療は、骨格や筋肉ではなく「脂肪」に働きかける点が特徴です。そのため、脂肪が原因で顔の輪郭がぼやけている方に適した施術となります。

主なターゲット部位

ベラコリンは、下顔面の脂肪蓄積に対して効果を発揮します。特に以下のような部位が主なターゲットとなります。

  • 二重あご(顎下):あご下に蓄積した脂肪による膨らみ
  • フェイスライン:あごから耳下にかけてのラインのもたつき
  • ジョウル(口元のたるみ):口角からあごにかけてのブルドッグ様のたるみ
  • 首との境界:あごと首の境界が不明瞭になっている部分

これらの部位は、ダイエットをしても落ちにくい脂肪が溜まりやすく、多くの方が悩まれる箇所です。ベラコリンは、これらの気になる部位に直接アプローチすることで、顔全体の印象を引き締める効果が期待できます。

施術のメリット

ベラコリンには、以下のような多くのメリットがあります。

切らない・メスを使わない安心感
外科手術と異なり、注射のみで完結するため、傷跡が残りません。手術に対する心理的なハードルを感じる方でも、気軽に受けていただける治療です。

自然な仕上がり
数週間かけて徐々に変化が現れるため、周囲に気づかれにくく、自然な印象の変化を実現できます。急激な変化ではなく、「最近痩せた?」「顔がすっきりしたね」といった自然な反応を得られることが多いです。

脂肪細胞そのものの減少
ベラコリンは脂肪細胞の分解を促進し、細胞数自体を減らします。そのため、適切な体重管理を行えば、リバウンドしにくく永続的な改善を目指すことができます。

ダウンタイムが比較的少ない
外科手術と比較して、日常生活への影響が少なく、施術当日から通常の活動が可能ですが、激しい運動は数日避けることをおすすめします。

部分的な調整が可能
気になる部位だけをピンポイントで治療できるため、全体的なバランスを考えながら理想の輪郭を目指せます。

施術の流れ

ベラコリンの施術は、以下のステップで進行します。

1.カウンセリング・診察

まず、医師が下顔面の脂肪量、骨格の形状、皮膚の状態などを詳しく診察します。希望や悩みをヒアリングし、ベラコリンが適切な治療法かどうかを判断します。脂肪ではなくたるみが主な原因の場合は、別の治療法を提案することもあります。

2.マーキング

施術部位を正確に把握するため、注入するポイントをマーキングします。フェイスラインや二重あごの状態に合わせて、最も効果的な注入デザインを設計します。格子状や点状にマーキングすることで、均一な効果を目指します。

3.注射(施術)

極細の針(マイクロ注射針)を使用して、マーキングした部位にベラコリンを注入していきます。痛みを軽減するため、冷却や麻酔クリームを使用することもあります。注射そのものは比較的短時間で終了し、所要時間は約10〜15分程度が目安となります。

4.脂肪細胞の分解と排出

注入されたベラコリンは、数週間かけて脂肪細胞の分解を促進します。分解された脂肪は、体内の代謝によって徐々に排出されていきます。この過程は自然な生理現象であり、急激な変化ではなく徐々に効果が現れます。

5.経過観察と追加施術

初回の施術から数週間後、効果を確認します。希望の仕上がりや脂肪の量によっては、2〜3回の施術を複数回に分けて行うことで、より理想的な輪郭に近づけることができます。施術の間隔は通常4〜6週間程度を目安とします。

期待できる効果

ベラコリンによって、以下のような変化が期待できます。

典型的な効果例

  • フェイスラインがすっきりする:あごから耳下にかけてのラインがシャープになり、横顔の印象が変わります。
  • 二重あごの軽減:あご下のもたつきが減少し、首とあごの境界が明確になります。
  • ジョウル(口元のたるみ)の改善:口角からあごにかけてのたるみが軽減され、若々しい印象になります。
  • 首との境界が自然でシャープに:あごと首のつながりが美しくなり、横顔や下から見た際の印象が向上します。
  • 小顔効果:フェイスライン全体が引き締まることで、顔全体が小さく見える効果が期待できます。

いつから効果が出るか

ベラコリンは、注入後すぐに劇的な変化が現れる施術ではありません。脂肪細胞の分解と排出には時間がかかるため、施術後2〜4週間程度から徐々に変化が現れ始めます

多くの方は、施術後1ヶ月頃に「なんとなく顔がすっきりしてきた」と感じ始め、2〜3ヶ月後に最も効果を実感します。この緩やかな変化は、自然な印象を保ちながら理想の輪郭に近づけるというメリットでもあります。

持続期間の目安

ベラコリンは脂肪細胞そのものを減少させるため、適切な体重管理を行えば、効果は長期間持続します。一度減った脂肪細胞は基本的に再生しないため、半永久的な効果が期待できます。

ただし、施術後に大幅な体重増加があった場合、残っている脂肪細胞が肥大化する可能性があります。そのため、バランスの取れた食生活と適度な運動を心がけることで、より長く美しいフェイスラインを維持できます。

個人差について

効果の現れ方や持続期間には個人差があります。以下のような要因が影響します。

  • 脂肪の量と質:脂肪が多い方は複数回の施術が必要になることがあります。
  • 代謝速度:代謝が活発な方は、脂肪の排出が早く効果を実感しやすい傾向にあります。
  • 年齢:若い方の方が代謝が良く、効果が現れやすいことがあります。
  • 生活習慣:健康的な生活習慣を送っている方の方が、効果が安定しやすい傾向にあります。
  • 皮膚の弾力:皮膚に十分な弾力がある方の方が、きれいに引き締まります。

当院では、一人ひとりの状態に合わせて最適な施術計画をご提案し、あなたにとって最良の結果を目指します。

向いている人と向かない人

ベラコリンは多くの方に適した施術ですが、すべての方に向いているわけではありません。ここでは、どのような方に適しているか、また注意が必要なケースについて説明します。

向いているケース

以下のような方に、ベラコリンは特におすすめです。

  • 軽度〜中等度の脂肪がある方
    あご下やフェイスラインに脂肪の蓄積が見られる方に最適です。「少しもたついている」「すっきりさせたい」という程度の脂肪量であれば、ベラコリンで十分な効果が期待できます。
  • 手術なしで輪郭を整えたい方
    脂肪吸引や輪郭手術には抵抗があるが、フェイスラインをすっきりさせたいと考えている方に適しています。メスを使わず、注射のみで改善を目指せます。
  • 徐々に自然な変化を望む方
    急激な変化ではなく、周囲に気づかれにくい自然な変化を望む方に向いています。「最近痩せた?」と言われる程度の自然な改善を目指せます。
  • ダウンタイムを最小限にしたい方
    仕事や日常生活への影響を少なくしたい方に適しています。長期休暇を取ることが難しい方でも受けやすい施術です。
  • リバウンドしにくい効果を求める方
    適切な体重管理を続ける意思のある方には、長期的な効果が期待できます。脂肪細胞自体を減らすため、維持しやすいのが特徴です。

向かない・注意が必要なケース

一方で、以下のような場合はベラコリンが適さないか、別の治療法を検討した方が良い場合があります。

  • 脂肪ではなく皮膚のたるみが主因の場合
    脂肪が少なく、皮膚のたるみが主な原因の場合、ベラコリンでは十分な効果が得られません。この場合は、リフトアップ系の治療(スレッドリフト、HIFU、外科的フェイスリフトなど)が適切です。
  • 極端に脂肪が多い場合
    非常に多量の脂肪がある場合、注射だけでは限界があります。この場合は脂肪吸引などの外科的治療の方が効果的なこともあります。
  • 体重が不安定な方
    頻繁に体重が大きく変動する方は、効果が安定しにくい可能性があります。まずは体重を安定させてから施術を受けることをおすすめします。
  • 妊娠中・授乳中の方
    安全性が確立されていないため、妊娠中や授乳中の方は施術を控えてください。
  • 重篤な全身疾患のある方
    糖尿病、自己免疫疾患、血液凝固障害など、重篤な全身疾患をお持ちの方は、施術前に必ず医師に相談してください。
  • 注射部位に感染や炎症がある方
    施術部位に感染、炎症、傷がある場合は、治癒してから施術を行います。

カウンセリングで、ベラコリンが最適な選択肢かどうかを医師が判断します。

もし別の治療法が適していると判断した場合は、最良の選択肢を提案してくれます。

リスク・副作用について

ベラコリンは比較的安全性の高い施術ですが、すべての医療行為と同様に、リスクや副作用が存在します。施術前に十分に理解することが重要です。

主な副作用

腫れ
施術後、注入部位に軽度から中等度の腫れが生じることがあります。通常は数日から1週間程度で自然に治まります。

内出血
注射針による血管の損傷により、内出血が生じることがあります。個人差がありますが、通常1〜2週間程度で消失します。メイクでカバーすることも可能です。

圧痛・痛み
注入部位に圧迫感や軽い痛みを感じることがあります。通常は数日で軽減します。

しびれ感
一時的に注入部位周辺にしびれや違和感を感じることがありますが、通常は一時的なもので徐々に改善します。

赤み・熱感
注入部位に一時的な赤みや熱感が生じることがありますが、通常は数時間から数日で落ち着きます。

硬結(しこり)
まれに注入部位に硬結が生じることがありますが、多くの場合は時間とともに軟化・消失します。

稀なリスク

頻度は低いですが、以下のようなリスクも存在します。

  • アレルギー反応
  • 感染
  • 不均一な仕上がり
  • 期待した効果が得られない
  • 神経損傷(非常に稀)

施術者の技術による安全性の重要性

ベラコリンの安全性と効果は、施術者の技術と経験に大きく依存します。顔面の解剖学的知識、適切な注入技術、合併症への対応能力などが重要です。

料金相場

ベラコリンの料金は、施術範囲や回数、クリニックによって異なります。以下は一般的な料金の目安です。

基本料金

1回あたりの施術料金

  • 二重あご(あご下)のみ:30,000円〜50,000円
  • フェイスライン全体:50,000円〜80,000円
  • 広範囲(あご下+フェイスライン+ジョウル):80,000円〜120,000円

コース料金
多くのクリニックでは、複数回セットでお得なコース料金を設定しています。

  • 2回コース:単発料金の10%〜15%オフ
  • 3回コース:単発料金の15%〜20%オフ

モニター価格
症例写真の使用に協力できる場合、通常料金から20%〜40%オフで案内できることがあります。詳しくは施術を受けるクリニックに問い合わせてください。

施術回数と間隔の目安

推奨回数
効果を十分に実感するためには、多くの場合2〜3回の施術を推奨しています。ただし、脂肪の量や希望する仕上がりによって、1回で満足する方もいれば、4回以上必要な方もいます。

施術間隔
各施術の間隔は、4〜6週間を目安としています。これは、前回の施術の効果を確認し、脂肪の排出を待ってから次の施術を行うためです。

その他の費用

初診料・カウンセリング料
クリニックによっては、初診カウンセリングを無料で実施しています(一部クリニックでは3,000円〜5,000円程度かかる場合があります)。

麻酔料
基本的には施術料金に含まれていますが、特別な麻酔を希望する場合は別途費用がかかることがあります。

アフターケア料
クリニックによっては、施術後の診察やアフターケアは無料で行っています。ただし、追加の処置が必要な場合は別途費用がかかることがあります。

処方薬
必要に応じて、痛み止めや腫れを抑える薬が処方されます(通常1,000円〜3,000円程度)。

お支払い方法

クリニックによって対応している支払い方法が異なります。詳しくは施術を受けるクリニックのスタッフまで問い合わせてください。

料金についての質問や、最適なプランの相談などは、カウンセリング時に説明があります。

ベラコリンに関するよくある質問

Q1.ベラコリンと他の注射(脂肪溶解注射・輪郭注射)との違いは何ですか?

A.ベラコリンは、脂肪溶解注射の一種であり、特に下顔面(二重あご、フェイスライン、ジョウル)の脂肪に特化した製剤です。

従来の脂肪溶解注射との主な違いは、成分の配合や濃度、作用メカニズムの最適化にあります。ベラコリンは、より自然な仕上がりと副作用の軽減を目指して開発されています。

他の有名な脂肪溶解注射(例:BNLS、カベリン、チンセラプラスなど)と比較すると、それぞれに特徴があるため、個人の状態や希望に応じて最適なものが選択されます。

Q2.痛みはどのくらいですか?ダウンタイムはありますか?

A.痛みには個人差がありますが、多くの方は「チクチクする程度」「我慢できる範囲」と表現されます。

クリニックによっては、痛みを軽減するために以下の対策を行っています。

  • 極細針(マイクロニードル)の使用
  • 麻酔クリームの塗布
  • アイシング(冷却)
  • ゆっくりとした丁寧な注入

ダウンタイムは比較的軽度で、以下のような症状が数日〜1週間程度続くことがあります。

  • 軽度の腫れ(施術直後が最も目立ち、徐々に軽減)
  • 内出血(出る場合と出ない場合があります。)
  • 圧痛・違和感

ほとんどの方が施術当日から通常の生活に戻れますが、激しい運動や飲酒、サウナなどは数日間控えることをおすすめします。

メイクは翌日から可能ですので、内出血が気になる場合はカバーできます。

Q3.何回施術が必要ですか?効果はどのくらい持続しますか?

A.施術回数は個人差がありますが、一般的には2〜3回の施術で理想的な結果を得られる方が多いです。

軽度の脂肪であれば1回で満足する方もいますし、脂肪量が多い場合や、よりシャープな仕上がりを希望する場合は4回以上必要になることもあります。

初回施術後の経過を見ながら、医師と相談して追加施術の必要性を判断します。

効果の持続期間については、ベラコリンは脂肪細胞そのものを減少させるため、適切な体重管理を行えば効果は長期間(半永久的に)持続します

ただし、施術後に大幅な体重増加があった場合、残っている脂肪細胞が肥大化する可能性があります。バランスの良い食事と適度な運動を心がけることで、美しいフェイスラインを長く維持できます。

Q4.副作用やアフターケアはありますか?

A.主な副作用としては、腫れ、内出血、圧痛、しびれなどがあります。これらは通常、数日〜1週間程度で自然に改善します。

アフターケアとしては、以下の点に注意してください。

  • 施術当日:激しい運動、飲酒、長時間の入浴、サウナは避けてください。
  • 数日間:注入部位を強くマッサージしたり、圧迫したりしないでください。
  • 腫れのケア:適度な冷却(アイシング)が効果的です。ただし、長時間の冷却は避けてください。
  • 内出血のケア:ビタミンKクリームの使用や、温湿布(施術後2〜3日経過後)が効果的です。
  • 保湿とUVケア:施術部位の皮膚を健康に保つため、しっかりと保湿し、紫外線対策を行ってください。

施術後に気になる症状があればクリニックへ相談してください。

Q5.誰が施術できますか?資格・経験は必要ですか?

A.ベラコリンは医療行為であり、医師免許を持つ医師のみが施術できます

ただし、医師であれば誰でも良いというわけではありません。安全で効果的な施術のためには、以下のような知識と経験が必要です。

  • 顔面解剖学の深い知識:血管、神経、脂肪層の構造を正確に理解していること。
  • 注入技術:適切な深さ、角度、量で注入する技術。
  • 美的センス:患者様の骨格や顔のバランスを考慮したデザイン能力。
  • 合併症への対応能力:万が一のトラブルに適切に対応できる経験と知識。

ベラコリンは、切らずに自然な仕上がりで理想のフェイスラインを実現できる魅力的な選択肢です。二重あごやフェイスラインのもたつきでお悩みの方にとって、日常生活への影響を最小限に抑えながら、徐々に美しい変化を実感していただける施術です。