αリポ酸とは別名、チオクト酸と呼ばれる脂肪酸の一種です。
人間の身体を構成する60兆個の細胞全てに存在し、それを活性化させる働きを持っており、元来わたしたちの肝臓でつくられているものです。
細胞レベルでのエネルギーの生産の過程で、補酵素としてミトコンドリアに必要な栄養素が入れるようにし、
細胞内での代謝を助ける役割をします。
αリポ酸には体内のミトコンドリアを活性化する作用もあります。
また、わたしたちが食事から摂るブドウ糖のエネルギーの変換効率を上げる働きと、活性酸素の抑制による強力な抗酸化作用も持っています。
αリポ酸がないとブドウ糖やアミノ酸などのエネルギーのもとになるものがミトコンドリア内に入ることができず、エネルギーが産生できません。αリポ酸は生きていくためには必要ですが、40歳を超えると激減し、60歳になるまでに非常に少なくなってしまいます。