オリジオとサーマクールの違いは?

高周波エネルギーを用いてたるみを改善したいと思っている方は、オリジオとサーマクールのどちらが良いのか迷っていませんか。

どちらもたるみ治療で有名な治療機器で、人気もあります。そのため、どちらが自分に合っているのか気になると思います。

そこでこの記事では、オリジオとサーマクールの違いについて紹介していきます。

オリジオとサーマクールの機能の違い比較表

オリジオとサーマクールは、それぞれ似た機能を備えている治療機器です。しかし、いくつか違いがあるので、特徴を紹介していきます。

どちらもたるみを引き締めたりシワを改善したりするための仕組みは同じです。高周波エネルギーを真皮層などに照射して、コラーゲンを刺激して熱で縮めます。

人間の体には創傷治癒といって、細胞が傷つくとそれを直していく力が備わっています。この創傷治癒力がたるみ改善のポイントです。

創傷治癒力によって細胞が再構築される時に、コラーゲンは熱で縮んだ張力を保ちつつ細胞が修復されるのでたるみが改善されるのです。

基本的にオリジオとサーマクールは同じ仕組みで、肌の悩みにアプローチしていきます。

大きな違いは治療できる範囲です。オリジオはNG箇所はなく目元や口元など細かい部分の治療が可能です。一方のサーマクールは目元や鼻などの避けなければなりません。ただし、オリジオと違い全身の治療が可能なのもポイントです。

また、オリジオとサーマクールはどちらもオリジナルの冷却機能を搭載していますが、オリジオは最新の強力な冷却機能を搭載しています。そのため、高周波エネルギーを照射しても表皮を従来機器よりも守れるので、安全に皮膚の奥深くまでエネルギーを伝えることが可能です。

つまり、オリジオの方がより高い効果が期待できるでしょう。

項目オリジオサーマクール
種類高周波エネルギー高周波エネルギー
特徴2種類のモードを組み合わせて、真皮表層~皮下脂肪を引き締め、即直リフティングが可能真皮~皮下脂肪を加熱しながら皮膚表面をクーリングし皮膚を引き締める
治療範囲顔・首・目元・口元顔・首・全身
期待できる効果たるみの引き締め・シワ改善・ニキビ跡や二重顎・毛穴の改善・肌質改善たるみの引き締め・シワ改善・肌の若返り
冷却機能高周波の照射と同時に、連続で冷却が可能・最新の強力冷却機能搭載皮膚両面を冷却しつつ、高周波エネルギーを照射する
痛み少ないやや少ない

オリジオとサーマクールの料金についての違い

オリジオとサーマクールは特徴や効果が似ていますが、料金については違いがあります。ここでは両機器の一般的な料金の目安を紹介していきます。

どちらも顔全体を治療した場合の料金です。表を見るとサーマクールの方がオリジオと比べて2倍近く高いことが分かります。

この料金の差は使用しているカートリッジの価格が原因です。サーマクールに装着するカートリッジはもともと高価ですので、1回当たりの施術料金が高くなります。

一方のオリジオは韓国で作られているパーツで価格が安いので、施術料金自体も低く抑えられます。

オリジオはサーマクールの半分ですので、料金だけを見れば圧倒的にオリジオが魅力的です。

項目料金(税込)
オリジオ60,000~90,000円
サーマクール150,000~220,000円

オリジオとサーマクールそれぞれがおすすめな人の特徴

オリジオとサーマクールは似ている部分が多い機器ですが、向き不向きがあります。そこで、ここではおすすめな人の特徴を紹介していきます。

オリジオがおすすめな人は、以下のような人です。

・施術料金を抑えて治療がしたい人
・施術中の痛みが気になる人

オリジオの特徴は、同じ高周波エネルギーを用いた機器の中で料金が抑えられているところです。サーマクールと比べると約半分で施術を受けられるので、コスパ重視の人はオリジオが最適です。

また、オリジオは皮膚へのダメージが小さいので、施術時の痛みもほとんど気になりません。痛みに弱い方も、オリジオが向いています。

サーマクールがおすすめな人は、以下のような人です。

・実績がある機器で治療を受けたい人
・身近なクリニックで治療を受けたい人

美容治療はかなりの費用がかかったりお肌に負担を与えたりするので、すでに実績がある機器で治療を受けたいという方もいるでしょう。そのような方は長い歴史があるサーマクールがおすすめです。

また、サーマクールは日本でも広く普及しているので、多くのクリニックが採用しています。都市部でない地域であっても導入しているクリニックが多々あるので、身近なところで治療を受けたい方にも向いています。

マシンの構成はオリジオもサーマクールも同じ

オリジオとサーマクールは、どちらも基本的には構成が同じです。

どちらも高周波エネルギーを真皮層や皮下脂肪に照射して、コラーゲン繊維を引き締めてたるみの改善・治療を図っていきます。

メスを使って皮膚を傷つけたり注射を打ったりすることはないので、強い痛みに耐える必要がありません。痛みに弱い方には安心できるポイントです。

また、機器によっては口元や目元などの細かい部分に関しては、治療ができない場合があります。しかし、オリジオもサーマクールも施術ができない部分はなく、顔全体の治療が可能です。

さらに、肌質や肌色に関係なく治療ができるので、基本的にすべての人が利用できます。

ただし、妊娠している方や心臓に疾患がある方、心臓ペースメーカー等埋め込み型医療機器を体内に埋め込んでいる方などは施術を受けられません。気になる方はカウンセリング時に医師と相談してください。

エネルギーの強度についての違い

オリジオとサーマクールのエネルギーの強度は、どちらもほとんど同じです。

どちらの機器も施術部位や症状、肌質などに合わせて、レベル0~8の間でエネルギーの強さを変えられます。そのため、治療目的や症状に合わせて最適な強度で治療ができます。

つまり、エネルギーの強度が強いから良いというものではありません。患者様の状態に合わせて強度を柔軟に変えていくのが大切です。

どちらもエネルギーの強さを細かく変えられるので、強度についてはそれ程気にする必要はないでしょう。

なお、同じエネルギーレベルであっても実際に出るエネルギーには差があり、一般的にオリジオよりもサーマクールの方が強いです。

ダウンタイムや効果期間についての違い

オリジオとサーマクールのダウンタイムは、どちらも基本的にはありません。

高周波エネルギーを真皮層や皮下脂肪などに照射して、お肌の悩みを改善していく治療法です。お肌にニードルを刺して傷をつけたりメスで切ったりする治療ではないので、施術後すぐにメイクをすることも可能です。

また、エネルギー強度の調整ができて冷却機能も搭載されているので、高周波エネルギーによってやけどになることもほとんどありません。どちらも皮膚表皮へのダメージが少ないので、施術後も安心して普段の生活ができるでしょう。

ただし、お肌の状態によっては赤みが生じることがありますが、多くの場合2~3日程で治まります。少し酷い場合は水疱が生じるものの、こちらも1週間程度で改善します。

痛みについての違い

痛みの感じ方は人それぞれですが、一般的にサーマクールよりもオリジオの方が感じにくいです。

オリジオは強力な冷却機能に加えて、ハンドピースの新しい技術によって振動のコントロールができます。皮膚の表面への刺激を最小限に抑えられるので、痛みを感じることはほとんどありません。

サーマクールに関しても、ゲートセオリーという理論に基づいて痛みの感覚が分かりにくくなるように振動がコントロールされています。もちろん冷却機能も備わっているので、かなり痛みが緩和されています。

どちらの機器も痛みがかなり小さいので麻酔をすることなく施術が可能です。ただし、施術前に別途の麻酔クリームを希望することも可能です。施術中の痛みが心配という方は、カウンセリング時に医師と相談して決めてください。

効果を保てる期間や施術頻度についての違い

オリジオとサーマクールの効果は、どちらも6~12ヶ月程度持続します。

高周波エネルギーを真皮層に照射させてコラーゲンやエラスチンの生成を促す治療ですので、1回施術するだけで長い間効果を感じられるでしょう。特に施術後2~3ヶ月後に効果のピークが来るといわれているので、施術後少しずつ時間をかけて美しいお肌に導かれていきます。

一定期間が過ぎると奇麗になったお肌がまた老化を始めるので、そのタイミングで再度施術を受けるとベストな状態を保ちやすくなります。

オリジオやサーマクールの持続期間は6~12ヶ月ですので、最適な施術頻度は年に1~2回といえるでしょう。

なお、どちらの機器も短期間で連続的に施術を受けるのはおすすめできません。

オリジオとサーマクールの施術を受けると、皮膚の深部は加熱されて軽度破壊されてしまいます。この破壊から回復する過程で新しいコラーゲンができて、皮膚が引き締まっていきます。

しかし、頻繁に繰り返すと傷跡が残って異質なコラーゲン構造になってしまうので、ある程度の間隔を空けなければなりません。そのため、効果が低下してきたと感じたあたりに、次の施術を検討するくらいで良いでしょう。